東京ゲームショウ 2010:クエリーアイ、iPhoneアプリ分析サービス「QuerySeeker」を発表
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東京ゲームショウ 2010において、クエリーアイ株式会社が、iTunes におけるアプリケーションの販売状況を、Twitter などの各種情報ソースにおける話題度などと併せて分析出来るオンラインサービス「QuerySeeker」を、10月より無料・有料の両方にてサービス開始する予定であると発表していました。
iTunes の販売情報は Apple が公開している iTunesStore の RSS情報を利用していますので販売実数では無く「販売ランキング」という相対値、しかもランキング情報では有りますが、これまでの販売実績や iTunes アプリ販売者であれば自分のランキング順位からの相対比から「おおよその販売数などを充分想定出来る」ということでした。
Twitter のツイート情報の分析についてはツイートに記載されている URL を分析しており、短縮URL もデコードして分析。そのURLもアプリケーションへの直接リンクだけでなく、リンクされている先の Webサイト に記載されている内容も分析対象とされています。一般的に、Twitter などのコミュニティサイトでの流行りの山が iTunes アプリの販売データに影響が出るのは数時間のタイムラグであり、この傾向はこれまでの分析結果の多くに共通していた事より「精度は比較的高く、充分な参考データとなっている」という事でした。
なお、無料版では iTunes Store のアプリ販売状況の遷移分析のみが可能。有料版では分析対象アプリケーションを指定したり、上記のように Twitter での情報を分析したりすることが可能となります。なお、課金単位は分析する iTunes Store 販売国単位。1カ国あたり月額14万8000円であり、複数国契約での割引については都度見積りにて対応されるということでした。