MacBook Pro (13-inch, Mid 2009) 、MacBook Pro (15-inch, Mid 2009)のSDカード起動をチェック
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WWDC 2009で発表された「MacBook Pro (13-inch, Mid 2009)」と「MacBook Pro (15-inch, Mid 2009)」に搭載されたSDカードスロットに関して、
Appleがサポート情報「acBook Pro (15-inch, 2.53GHz, Mid 2009)、MacBook Pro (15-inch, Mid 2009) および MacBook Pro (13-inch, Mid 2009) の SD カードスロットについて」を公開し、その中に、SDカードからの起動が可能(Boot Campの設定も可能)だとの記載があったので、さっそくチェックしました。
ただ、このSDカードからの起動は、以前から、ExpressCard/34スロットに装着したSDカードリーダー経由で、SDメモリカードを使った場合でも可能でした。可能なのですが、公式に認めたのは、今回の機種からということです。
Mac OS X DVD インストーラーから、SDメモリカードにシステムをインストールする場合、最小限システム構成で6GBが必要なので、最低8GBのSDHCカードが必要になります。
通常、SDカードは、FAT32フォーマットなので、そのままではインストールすることは出来ません。
ディスクユーティリティを起動し、SDカードをMac OS X 拡張フォーマットでフォーマットします。その後、パーティションタブを押して、最低1つのパーティションを選択し、下のオプションボタンを押して、GUIDパーティションテーブルを選択する必要があります。
これでMac OS X 、Mac OS X のシステムがインストール出来るようになります。
システムをインストールしたSDカードを環境設定の起動ディスクから見ると、ここにもSDカードアイコンが表示され、起動ディスクとして選択出来ることが確認できました。
SDカードからシステムを起動してみると、遅くはないけれども速くもないといった感じで、むしろ仮想メモリ領域が8GB SDHCカードでは少なすぎるので、Safariなどを起動すると、HDに空きが足りませんとアラートが出てしまいます。
なので、緊急用システムとしてSDカードを使って構築する場合は、16GB以上のSDHCカードで作成した方が良いと思います。