総務省消防庁、iPhone/Apple Watchから自動で119番を発信した場合、切らずに「間違えた」と伝えるようにと案内
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総務省消防庁が、お知らせとして「スマートフォンから自動で119番を発信する機能に関する注意喚起について」(PDF)を発表し「消防救急無線・119番緊急通報:スマートフォンから自動で発信する機能について」を参照するよう案内しています。
近年発売されたスマートフォンには、車が激しい衝撃を受けた場合に車内のスマートフォンが衝突事故を検出する機能が搭載され、初期設定で有効になっているものがあるとし、iPhoneの場合、 iPhone 14 および iPhone 14 Pro、Apple Watch Series 8、Apple Watch SE (第2世代)、Apple Watch Ultraが激しい衝撃を検出すると「衝突事故検出」が作動し、警告音と画面上に警告が表示されます。
一定時間操作が無い場合、119番に発信し、消防機関に対して音声メッセージによる自動通話が行われ、iPhoneの位置情報が当該機関に共有されます。
消防庁は、救急車などが必要ないのに119番が発信された場合、電話を切らずに「間違えた」と伝え、また、消防から折り返し電話があった場合は、必ず電話に出て救急車や消防車が必要かどうかを伝えるよう説明しています。
119番通報を受けた消防機関では、通報者から通報内容を確認できない場合、「かけ間違い」か通報者が電話の繋がった状態で意識を失ったのかどうか、判断ができず、通報内容を確認するため、発信元に折り返し電話をすることや、119番通報がされた際に共有される位置情報を基に、発信場所付近に消防車両で向かい、倒れている人がいないかなど通報者の捜索を行うことがあるそうです。
救急車などが必要ないのに119番が発信されてしまった場合、電話を切らずに119番を受けた消防職員に「間違いでした、救急車・消防車は必要ありません」と伝えるよう説明がされています。
また、電話を切ってしまっても、すぐに消防機関から非通知の番号や固定電話の番号で折り返し電話がなされるため、必ず折り返し電話に出て救急車や消防車が必要かどうかを伝えるようにと説明しています。