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AUGM 名古屋 2011:AppBankの村井 智建氏、iPhoneアプリを作る上で重要ポイントなどを紹介

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AUGM 名古屋 2011において、AppBank村井 智建氏(@entrypostman)が、月間130万ユーザーが見ている「AppBank」の紹介を行っていました。

AppBankを始めたのは「多くの人に iPhoneの魅力を伝えたい」と思ったのがきっかけで、10月06日で3年目を迎えるそうで、1万本以上のアプリをレビューしていると紹介していました。

最初に触ったApple製品はiPhone 3Gで、これを一般に広めることにおいて、あえて低い視点から活動していると紹介していました。


そのAppBankは大きく変わりはじめていて、サイトデザインをリニューアルしたり、AppBank Store 名古屋パルコを展開していると紹介していました。

また、iPhoneの新規ユーザーのうち女性が半数を超える状況のため、女性ライターを追加したりしているそうです。


現在のAppStoreのランキングは、有料ランキングの影響力は激減していて、無料ランキングは広告で作られていると説明していました。

リワードなどテクニックとお金の力に加え、1日3〜5万ダウンロードを出さないと1位にはなれない状況だそうです。貯金3日間で決まり、その指数は24時間以内のダウンロード数は50%を占めているのではないかと分析してました。


スマホ広告市場については、AdWords、Admob、AdMakerなどの「ADネットワーク広告」、FreeAppNow、無料アプリなら1クリック150円〜300円の「リワード広告」、メディア直接出稿などがあり、値上がり傾向に続いていると説明していました。


今年の春以降の傾向として、トップセールスAppにはSNSゲームが上位にいる状況だと紹介していました。

これはアプリ内課金のシェアは相当大きく、感覚としては市場の7割を超えそうな勢いがあり、2011年にiPhoneが一般化したことが背景にあると思うと分析していました。


アプリを作る上で重要なのは「シンプルに作る」ことで、複雑なものは3分で捨てられてしまい、1個のアプリに1個の強みを持たせ、贅沢な機能を持たせるなら、その倍デザインを考えるべきだと説明していました。


市場を確認することも重要で、2010年の年間ランキングなど多くのランキングが公開されていて、それらを分析することも重要だと思うと話してました。


iPhoneらしいものを作ることが重要で、標準アプリを研究して、Appleがどうゆうアプリを望んでいるのか?を考えることが良いと説明していました。


また、iPhoneの回線は端末数の増加によって重くなっていて、AT&Tの回線はソフトバンクモバイルの回線速度よりも100倍重く、Verizon Wirelessの速度はAT&Tよりも良いかもしれないが、それでも遅いので、回線速度を考慮してアプリを開発する必要があると話してました。



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