AUGM OKINAWA 2011:山本康仁 氏「病院でのiPadとFileMaker Goの活用」を紹介
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AUGM OKINAWA 2011において、東京都立広尾病院 小児科医長 山本康仁氏が、病院でのiPadとFileMaker Goの活用を紹介していました。
最初のApple製品との出会いはLISAで、その後カルチャーショックを受けたのは、2007年のiPhoneだったと話してました。
今までのシステムを破棄して「HiPER 2.0+Voice 2008」を新たに開発したと紹介したそうです。
東日本大震災を受けて、集約され精密に運用されたシステムの脆弱さを知ったそうで、災害カルテの可能性を考えることにしたそうです。
震災時に実用レベルで本当に使えるものを作らなければならないと考え、患者の識別、情報を患者へ簡単に送信する方法を考える必要があると説明していました。
緊急時システムとは、緊急時だけに使えるだけでなく、通常時でも使えるシステムでなければならないものだと説明していました。
iPad端末を利用して「FileMaker Go for iPad」で運用すれば良いのではないかと考え、実験的なシステムを作ってみたと紹介していました。
WebKitと接続することで高速に動作するようになるため、この機能を積極的に利用したと実デモを交えながら紹介していました。
QRcode Scriptを開発し実装してみて、QRコードはバーコードと違い、認識機能レベルがかなり高いことが分かったと紹介していました。
Realtime DataCubeシステムを使い、リレーショナルDBとは異なり、分散処理システムを高度に活用するつもりだそうです。
モバイル端末から位置情報を使い、いまその場所にいることで、その人が何に着目しているのかを考察することで、情報精度を高度化することが出来るのではないかと説明していました。