AUGM北九州2013:写真家のケント白石氏、Macユーザーなら誰でも知っている写真「青い池」が採用されるまでを語る
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AUGM北九州2013において、ナショナルジオグラフィック写真コンテスト2011のNature部門奨励賞を受賞した写真家ケント白石氏が、Macユーザーなら誰でも知っている写真「青い池」のエピソードを紹介しました。
最初は、Appleからコンペに出したいとの連絡をもらったそうですが、最初は、メールが本物かどうか分からず、忙しいからと断ったそうです。
その後、またジェーンという女性からメール連絡きたそうですが、それも断りのメールしたところ、その後、AppleJapanから電話があり、そこでホントにAppleから連絡が来たんだと思ったそうです。
WWDCでMacBook Pro Retinaモデルを発表する上で、美しい写真を使って紹介したいと副社長が言っているので、ぜひお願いしたいと説明を受けたそうです。
この写真を現像処理する作業に1週間かけて行い、それをAppleに提出したところ、Apple側の複数フォトエオディターがセレクションを行うそうですが、実は、すでに2人のフォトセレクターが選んでいたと説明していたそうです。
普通はカメラマンが採用されたことを名乗れないそうですが、Appleとの交渉の末、名乗れることになったと説明していました。
北海道美瑛町の大自然や身近な風景を公開しているが、この青い池の場所でどれだけ撮影しているかと質問されると、10万枚以上撮影していると答えていました。
プロの写真家になった理由はデジタルカメラが登場したことが理由で、最初からRAW撮影で行っていたそうです。
当時の現像ソフトは機能性が乏しかったが、必ず将来ソフトウェアが進化し、このRAWデータが生きる時代がくると思ったそうです。
Appleから連絡がくる4日前にヨーロッパの会社から写真を買わせてくれとの連絡ももらっていたそうですが、もし、Appleを選んでなかったら、これだけ有名にはならなかたったと思うと話してました。
AppleにMacBook Pro Retinaをくれないかと言ったら、買って下さいと言われたそうです。
Adobeの中西さんが、次に狙っている場所はどこかと質問すると、今、狙っている風景は「チミケップ湖」だと紹介していました。
MacがWindowsよりも優れているのは、ハードウェアとOSを一緒に開発していることで「色管理」を上げ、それがSafariでもカラープロファイルを読み込んで色再現性が出来ている点を上げていました。
モニターを2枚使って同じ画面表示によるチェックを行っているが、その場合、Safariだと2つのモニター色を元に表示されると説明していました。