アイオープラザのビデオキャッシュ機能搭載YouTubeプレーヤー「RockTube」を試す
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アイオープラザが販売する玄人向けパーツブランド「挑戦者」のビデオキャッシュ機能搭載YouTubeプレーヤー「RockTube」を試してみました。
ハードウェアは、2010年4月28日に生産を終了した「AVeL Link Player AV-LS500VX」をベースに、システムを新しくした製品です。
そのため、付属しているリモコンなどの機能割当てなどが動かなかったり、ボタン表記と動きが違う点があり、挑戦者ブランド商品として販売されていると考えられます。
背面は、100BASE-TX端子、USB 2.0(前面1/背面1)、ビデオ出力、アナログオーディオ出力、光デジタルオーディオ、HDMI出力、IRオプション端子が用意されています。
付属品は、リモコン、LANケーブル、アナログビデオ/オーディオケーブル、ACアダプタです。
HDMIケーブル、リモコン用の単4電池2個は別売となっています。
箱から取り出して、電源、LANケーブル、HDMIケーブルなどの配線を行ったあと、RockTubeのファームウェアアップデートを行いました。
RockTubeのファームウェアアップデートは、ネットワーク経由では行う事が出来ず、パソコンでダウンロードしたファームウェアデータをUSBメモリにコピーし、そのUSBメモリをRockTubeのUSB端子に挿して行う必要があります。
このあたりは、ベースとなっているハードウェアが古いから致し方ないかもしれません。
あと、ビデオキャッシュ機能を利用するためには、別途USB接続ハードディスクドライブが必要になります。
初回時に、RockTubeの設定画面から、ハードディスクのフォーマットを行う必要があります。
今回は、アイ・オー・データ機器のUSB 2.0接続ポータブルHDドライブ「HDPC-AU500BR」を、RockTubeの背面USBポートに接続してみました。
RockTubeの上に重ねて置きたいところですが、RockTubeの上部には排気口があるため、仕方なく横置きにしています。
REGZAでRockTubeの映像を表示すると、画面上部にアイコンが並んだ画面が表示されます。
フォト、ミュージック、ビデオといったコンテンツは、Windowsのファイル共有をサポートしたドライブや、パソコンに接続することで利用することが出来ます。
RockTube単体で出来ることは、YouTubeを見る事だけで、それ以上に何かをしたい場合は、それなりの周辺機器が必要となります。
YouTubeは、新着動画、レーティング、視聴回数などの他に、ブックマーク登録することで、お気に入り動画を集めたマイリストを利用出来ます。
このマイリストは、RockTube独自で行われるため、YouTubeアカウントとは連動していません。
検索機能は、日本語の文字予測変換に対応していて、ひらがなを1文字入力するたびに、候補文字が変わります。
この文字入力は、USB接続のキーボードを利用して行うことも出来ます。
YouTube動画は、リモコンの赤いボタンを押すと、ビデオキャッシュ機能が働き、ハードディスク上にダウンロードされます。
ビデオキャッシュされた動画は、いつでも再生することが出来ます。
このビデオキャッシュされた動画は、RockTubeのIPアドレス確認し、iPhone/iPod touchのSafariから、確認したIPアドレスにアクセスすると、iPhoneレイアウトに対応した表示がされます。
タイトルをクリックすると、ビデオキャッシュ動画を再生することが出来ます。
機能性としては、Apple TV (2nd generation)の方が上ですが、YouTubeをローカル保存しておきたいといった方には使えるんじゃないかと思います。