iPhone 4S/iPad 2のビデオミラーリング機能を利用し、Blackmagic DesignのThunderbolt接続デバイス「Intensity Extreme」を使って、HDMI ビデオキャプチャーを試す
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これまで、iPad 2のビデオミラーリング機能を利用して、Blackmagic Designの「H.264 Pro Recorder」や、サンワダイレクトの「VGA-TVC」を使って試してきましたが、フリッカーが発生したり、画像がアナログ品質で荒いといった問題があり実用的とはいえませんでした。
今回、新たにThunderbolt接続デバイス「Intensity Extreme」を使った、HDMI ビデオキャプチャーを試してみることにしました。
背面ポートには、アナログビデオ/オーディオ入出力用ブレークアウトケーブル端子と、HDMI入力、HDMI出力、Thunderboltポートが装備されています。
Intensity ExtremeはThunderboltによる給電方式で動作するため、別途電源アダプタ等は必要ありません。
その他に必要なものは、Apple Digital AVアダプタ、Apple Thunderboltケーブル、Apple HDMI to HDMI Cableが必要になります。
付属のCD-ROMは使用しないで、Blackmagic Designのサイトから「Desktop Video for Macintosh」の最新版をインストールします。
ドライバーが含まれているため再起動が必要になります。
iPad 2をApple Digital AVアダプタ、Apple HDMI to HDMI Cable、Intensity Extreme、Apple Thunderboltケーブル、MacBook Pro (15-inch Late 2011)と接続します。
MacはThunderboltポートモデルであればどれも構いません。
収録は、QuickTime Playerの新規ムービー収録を使うのが一番簡単です。
コントローラの矢印ボタンをクリックし、カメラで「Blackmagic Design」を、マイクで「Blackmagic Design Audio 2」を選択します。
品質は「高」(720p/H.264)を選択しないとプレビュー画面が表示されないので注意が必要です。
あとは、録画ボタンをクリックして、iPad 2の画面を操作して必要な動画収録を行います。
iPad 2の画面をカメラで映しながら録画していた動画とは異なり、クオリティの高い画面キャプチャーが得られます。
Blackmagic Media Expressを使用する場合は、設定のプロジェクトフォーマットを「HD 720p 60」を選択すると収録することが出来ます。
ただ、Blackmagic Media Expressを使用する場合は、高速ドライブ性能が必要になります。
iPhone 4Sを使ってHDMIキャプチャーも行うことが出来ます。
アプリデベロッパーにとって、動画説明を用意することは重要だと思いますが、Intensity Extremeを使用することで、高品質な動画デモを制作することが出来ると思います。
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