HPのビジネス・プリンタ2008
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日本ヒューレット・パッカードが、ビジネスモデルとして発表した4つのインクジェットプリンタのうち3つを製品発表会でチェックしてきました。
まず、最初に、プレゼンテーションで、日本ヒューレット・パッカードのプリンタは、両面印刷機能によって50%、ドライバによるインク量コントロールによって25%、HP Smart Web Printing機能、FinePrintによって35%コストが削減出来ると説明したのですが、後者2つはMac版の提供がされてません。
HP Smart Web Printing機能は、昨年10月に1年以内にSafariに対応すると説明していたので、その件を確認したところ、たぶん今年の10月までには提供されるはずと回答してました。FinePrintに関しては、開発元がMac版の提供をしていないので予定はないそうです。
「HP Officejet Pro L7590」は、給紙量最大600枚、自動両面スキャン対応ADF(自動原稿送り装置)で、コピー・スキャン・ファクスも自動両面対応、有線LANネットワーク対応で5台のPCから共有することが可能といったことが特徴だそうです。
「HP Officejet J6480」は、無線LAN、有線LANネットワーク対応で複数のPCから共有することが可能で、CISスキャナ 4800x4800dpi 48bitカラー(Macの場合は36bit(RGB各色12bit))も搭載してるそうで、ライバル機と比べ、インクカートリッジを交換することで、4色/6色印刷も可能だそうです。
今回、注目したのはHP Deskjet 460の後継機と思われる「HP Officejet H470」です。
モバイルプリンタは、事実上、キヤノンの「PIXUS iP100」と、その前機モデルがシェア1位で、保険営業や車営業など、顧客の前で見積もりを印刷するセールの必需品になってると思います。
ただ、本体の価格が高く、オプションのバッテリーが大きいなど欠点が目につきます。この、HP Officejet H470は、本体価格が2万円以下で、オプションのバッテリーも小型化されてます。また、PIXUS iP100は、無線対応としてBluetooth (BU-30:8,500円)しか用意されてませんが、HP Officejet H470は、Bluetooth (HP bt500:4,200円)に加え、802.11b/g ワイヤレスLAN(USBアダプタ:8,610円)も用意されてます。このモジュールは、本体に内蔵することが出来るそうで、出っ張ってしまうこともありません。
インクも標準の4色だけでなく、インクカートリッジを交換することで6色印刷も可能だそうです。こうした出先で使うプリンタの場合、黒またはカラーインクカートリッジのどちらかが無くなった場合、印刷出来なくなりますが、このHP Officejet H470は、一方が無くなったとしても「とりあえず印刷出来る」のが特徴だと思います。
黒しか使わないのであれば、黒インクカートリッジだけ装着して使用することも可能だと説明してました。