Mac対応TurboUSB機能を試す
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ずっと前から気になっていた、USB 2.0接続で、USBメモリや外付けHDドライブの実行転送速度を向上させるバッファロー社の「TurboUSB」ですが、このMac版をようやく検証することが出来ました。
このMac対応TurboUSB機能は、バッファロー社の「RUF2-SS-BK/Mシリーズ」と「RUF2-JS-BK/Mシリーズ」にだけバンドル (USBメモリ内に同梱)されていて、システム>ライブラリ>Extensionsに「TurboUSBFlash.kext」がインストールされます。
インストール後、再起動すると、USBメモリのアイコンが専用のアイコンに変わります。なお、このアイコンに変わるのは、バッファロー社のTurboUSB機能に対応したUSBメモリだけで、他のUSBメモリを複数接続してみたのですが、アイコンは変化しませんでした。
よって、このTurboUSB for Macは、USBメモリ全般に有効になるのではなく、特定機種のみで機能するようです。
さっそくGeekbench 2を使ってベンチマークを計測しようとしたのですが、内蔵ドライブ以外の計測が出来ないようなので、今回はXbenchを使って計測してみました。
Xbenchによる計測結果は、USBメモリのパッケージ裏にも表記があり、Mac OS X v10.4.10の環境で最大17%の速度向上という結果が得られたと記されてます。
今回は、Mac OS X 10.5.3の環境で計測したわけですが、どうでしょ?ほとんど差が出ていません。。
今度は、先日、配布が開始されたAdobe Soundbooth CS4 betaのインストーラーファイル718.8MBを使って、書込み、読み出し性能を計測してみました。
すると、若干ではありますが、TurboUSB機能が有効になってる方が速いという結果が出ました。
USBメモリ自体も、ハギワラシスコムが販売中の「Lumitas HSシリーズ」のように「Read:30MB/s Write:16.5MB/s」という高速タイプの製品も出てきてますから、ソフトウェアによる速度アップよりも、高性能なUSBメモリを購入した方が良いかもしれません。
今回は外付けHDドライブに対応したTurboUSB機能を検証していませんが、たぶん、FireWire接続の方が速いんじゃないかと思います。