ASUSのUSB-C接続15.6型フルHDディスプレイ「ASUS MB169C+」を試す
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ASUSTeK ComputerのUSB-C接続に対応した15.6型フルHDディスプレイ「ASUS MB169C+」を試してみました。
美しい発色と広い視野角が特徴のIPSパネルが使用され、視野角は水平垂直共に160°を実現しており、画面を正面以外の方向から見ても見え方に変化がなく、どこから見ても美しい画面表示が可能です。
USB接続サブディスプレイの多くは、DisplayLinkのDisplayLink USB Graphics Software for Mac OS Xを使用する製品が多いですが、このサブディスプレイは「DisplayPort over USB-C」規格に対応し、表示遅延が無いディスレイ表示パフォーマンスを実現しています。
本体を衝撃や傷から守り、折りたたむことでディスプレイスタンドにもなる、専用のスリーブケースが付属しています。
別途クッションケースなどを用意する必要がなく、本体だけ購入すればすぐに持ち歩くことができます。
また、USB-Cケーブル(1m)も付属しており、そのケーブルをスリーブケースに留めておくことも出来るようになっています。
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)以降、MacBook Pro (13-inch, Late 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)、MacBook Pro (13-inch, Late 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)、MacBook Pro (15-inch, Late 2016)は、DisplayPort over USB-Cに対応しており、USB-Cケーブルで接続するだけで映像入力と電力供給が行えます。
ASUS MB169C+を接続した場合の標準解像度は「1080p(1,920×1,080)」となります。
ディスプレイの解像度変更を選択すると「1344 x 756」「1600 x 900」の解像度も選択することが出来ます。
macOSのディスプレイ回転機能で設定するこで、ASUS MB169C+を縦表示ディスプレイとして使用することも可能です。
なお、ASUSは付属するディスプレイスタンドで縦表示で設置使用することに関して、倒れる可能性があるとして推奨していません。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016)の場合、Retinaディスプレイにより、広いデスクトップ環境で作業が行えますが、それでも、ファイルブラウザーや、プレゼンテーションする上で、サブディスプレイが必要になることがあると思います。
そうした場合、とても便利なサブディスプレイだと言えます。
Final Cut Pro Xを使用した場合、ASUS MB169C+を副ディスプレイとして使用することが可能です。
ロケ先で仮編集する場合でも、サブディスプレイにファイルブラウザを表示しながら作業することが可能です。
Keynoteを使用した場合、MacBook Pro (15-inch, Late 2016)側を発表者表示にし、ASUS MB169C+をメイン表示にすることで、発表者ディスプレイ側のスクリプトを相手側に見せることなくプレゼンテーションを行うことが可能になります。
MacBook Pro (15-inch, Late 2016)のシステム情報で見てみると、グラフィックス/ディスプレイ項目で「Radeon Pro 460」にDisplayPort接続された30ビットカラーディスプレイとして認識されています。
ネイティブ接続のサブディスプレイだと確認出来ました。
ディスプレイ側のOSDメニューをオンにし、設定でブルーライト軽減機能を有効にし、見え方が異なる4種類のブルーライトフィルターレベルを用途に合わせて選択することができます。
また、シーンモード、標準モード、シアターモード、ゲームモード、夜景モード、sRGBモード、読み取りモード、暗室モードが選択出来ます。
ASUS MB169C+本体、スリーブケース、USB-Cケーブル全てで重さを量ったところ1,258gでした。
毎日携帯するほど軽量とは言えませんが、必要となったときに持ち歩ける重さだと思います。