MIWAKURAのUSB 3.2 Gen 2接続M.2 NVMe SSDドライブケース「MPC-DCM2U3C」を試す
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MIWAKURAが販売するUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)接続対応M.2 NVMe SSDドライブケース「MPC-DCM2U3C」を試してみました。
内蔵用SSDをポータブルストレージに活用できる、スタイリッシュなSSDドライブケースです。
M.2 NVMe(NGFF M-Key)に対応し、SATAタイプのM.2 SSDは非対応となります。
本体以外に、USB-C to USB-C(USB3.1 Gen2)ケーブル、USB-C to USB-A(USB3.1 Gen1)ケーブル、熱伝道シート、専用ドライバー、ネジ、ナットなどが同梱されています。
各USBケーブルの長さは60cmとなります。
今回、レキサーメディアの1TB NVMe SSD「Lexar NM610 LNM610-1TRBJP」を入れてみました。
ケース本体の上面カバーをスライドさせて外し、M.2コネクタ部分を接続します。
アルミ製ヒートシンクとNVMe SSDとの間は、付属する熱伝道シートで埋めることで放熱効率がしっかり発揮出来ます。
システム情報を確認したところ、JMicron TechnologyのUSB3.1 Gen.2 to PCI-Express3.0(x2)ブリッジコントローラ「JMS583」が搭載されていました。
ケース自体は、UASP転送モードをサポートし、Trimコマンドにも対応しているそうです。
AJA Video Systemsのディスクベンチマーク「AJA System Test 15」を使用してSSDのベンチーマークを計測してみました。
MPC-DCM2U3Cに搭載したLexar NM610のドライブ性能は、Write 902MB/s、Read 956MB/sでした。
Lexar NM610自体の転送性能は、最大Write 1600MB/s、最大Read 2100MB/sとなっているため、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)による制限が掛かった最大値と考えられます。
iPad Pro (11-inch)のUSB-Cポートに接続したところ、iPadOS 13のファイルアプリからアクセスすることが可能でした。
ローカルドライブ経由で、iPad Pro (USB-C)とMac間とのファイルのやりとりが容易になります。