キヤノン、コンパクトフォトプリンター「SELPHY CP750」を試す
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ビックカメラの在庫処分市で、キヤノン、コンパクトフォトプリンター「SELPHY CP750」が、3,980円という価格で販売されたのを見て衝動買いしてしまいました。
昇華型熱転写方式(オーバーコート付)のフォトプリンターで、専用カセット(イエロー/マゼンタ/シアン/オーバーコート)がバンドルされてます。
ですが、この付属するカセットは、お試し用で、付属するサンプル用紙5枚分しか印刷出来ません。
通常使用するためには、別途「カラーインク/ペーパーセット」が必要になります。
私は、この事を箱に入っている説明書を見るまで気がつきませんでした。。
専用カセットは、本体側面のフタを開けて挿入する方式で、本体の大きさは、この専用カートリッジを収納するのに必要な大きさがベースになっている気がします。
給紙は、用紙を収納するペーパーカセットを、フロント部分に装着する方式なのですが、カチっとはまるわけではなく、軽く挿さってるレベルで、引っ張ると簡単に外れてしまいます。
印刷時は、最初イエローが印刷され、それを戻してマゼンタ/シアン/オーバーコートという作業を繰り返す仕組みで、本体の反対側に用紙が出たり入ったりします。
本体前面にカメラアイコンがついたラバーがあり、それを引っ張ると、デジタルカメラとダイレクト接続するUSBケーブルが出てきます。
このUSBケーブルはデジタルカメラ専用で、Macintoshと接続することは出来ないようです。また、携帯電話の赤外線機能を利用してのデータ受信にも対応しています。
SELPHY CP750そのもは、Macintoshからプリンターとして利用出来るのですが、MacintoshとSELPHY CP750を接続するUSBプリンターケーブルは付属していません。
SELPHYシリーズは、デジタルカメラから直接印刷する目的のプリンターという位置付けなんだとあらためて思いました。
背面には、オプションのバッテリーパックを装着するスペースが用意されています。
バッテリーパック「NB–CP2L」を使用した場合、印刷可能枚数は36枚程度しか使用出来ないみたいです。
たった36枚のために7,000円もするバッテリーを買う人がいるのか?少し疑問です。
SELPHY CP750にACアダプターを接続し電源を入れ、SDHCカードをスロットに挿入してみました。
しばらくすると写真が液晶画面に表示されます。
SELPHY CP750は、写真のトリミングや赤目補正などが行なえるのですが、液晶が小さく、実際に作業するのは結構難しいと思います。
あと、複数毎の写真をサムネイル表示することが出来ず、1枚ずつ写真を表示して確認するしかなく、枚数が多いと結構めげるかもしれません。
とりあえず、1枚お試し印刷してみたところ、ブラック部分がのっぺりと潰れた感じで、人物の顔の色も及第点レベルだと思います。
専用カセットを使用した場合のランニングコストを考えると、街の写真屋さんでデジタル印刷を頼むか、オンラインプリントサービスを利用して印刷してもらった方が安いんじゃないかと思いました。