高音質化システムヘッドホン for PC「ヴレソン」を試す
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九州工業大学のヒューマンライフIT開発センターの佐藤教授と、日立マクセル社が共同開発した高音域の補間技術「Bit-Revolution Technology」を採用した高音質システムヘッドホン「Vraizon」(ヴレソン)を試してみました。
モデルは、カナルタイプのスタンダードモデル「Vraison HP-U24.CN-BK」で、Joshin web 家電とPCの大型専門店にて「2,480円」と、2006年11月の発売当初価格の4分の1になっていたので衝動買いしてしましました。
パッケージにはWindows版のドライバしか添付されておらず、パッケージ外のシールにも記載があるのですが、Mac版のドライバは、サイトからダウンロードして入手する必要があります。
インストール後、システム環境設定>サウンドでVraison BRを選択します。付属のコントローラーは、USB DACデバイスで、Vraison BRを使用しないで出力先にすることも可能です。
次に、コントローラーをUSBケーブルでMacと接続し、アプリケーション「Vraison BR」を起動します。その次に、オーディオアプリケーションを起動します。オーディオアプイケーションを起動した後にVraison BRを起動すると、音が出ないようです。
Bit-Revolutionをオンにし「リッチ」「ナチュラル」「16kHz 補間」のどれかを選択します。最後の16kHz 補間は、MP3形式用と思われ、iTunesの場合は標準AAC形式なので、これを選択すると音割れしてしまうことが多かったです。
付属のコントローラーには、ボリュームコントローラー機能があるのですが、本来であればVraison BRの音量がコントロールされるのでしょうが、Mac OS Xの環境だと、Mac本体のボリュームがコントロールされてしまうようです。
その効果なのですが、曲によってまちまちで、そもそも、Macのヘッドフォン端子から聞く音量と、Vraison BR経由で聞く音量とに違いがあり、Vraison BR経由の場合だと音量が2割ほど下がり、音圧感も若干下がります。
音質改善という面では、このVraison BRではなく、SRS iWOW 2を使った方が良いかもしれません。
最初に説明した通り、付属のコントローラーは「USB DACデバイス」なので、システム環境設定>サウンドで「USB Audio DAC」を選択すると、Vraison BRを経由しないで付属コントローラーから音が出せます。
この音の抜けがとても良いです。一口にUSB DACと言っても様々な種類や特製があり、この付属コントローラーは、結構良い部類に入るのでは?と思いました。
元々、1万円以上で売られていた製品なので、それ相応の性能なのかもしれません。