テクノ・システム・リサーチが、市場調査と分析結果「2011年の主要モバイル機器の需要は20億台を大きく上回る見通し 〜 3G回線など長距離通信機能を装備した機器は16億台を突破 〜」を発表しています。

スマートフォン市場シェアではNokiaが首位ですが、シェアを落としていて、Apple、サムソンがシェアを大幅に伸ばしているようです。

OS別シェアではAndroid、Symbian、iOSの順ですが、NokiaがWindows Phone採用を表明したことでシェアを落し始めていると分析されています。

この調査結果で重要なのは「エリア別の出荷動向」で、中国やインドでの需要増が市場全体を底上げしていて、 とりわけ、ベトナムやインドネシアなどの東南アジア諸国の市場成長も顕著になってているそうです。

また、中南米諸国向けの出荷も堅調に推移していて、さらに、アフリカ諸国などでは、これから徐々に出荷が伸びていくこ とが期待され、今後は、こうした新興国市場が携帯電話市場の成長を牽引 していくと分析されています。

iOSアプリメーカーが収益を得るためには、パイが小さい日本市場よりも、中国やインド市場を見据えた方が良いと考えられます。