アップル「iPhone 4S」発表会で、iPhone 4Sをチェック(日本のiPhone 4Sは従来通りSIMロック有り)
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アップルによって開催された新製品発表会で「iPhone 4S」をチェックしてきました。
まず、iPhone 4Sは、ソフトバンクモバイルのSIMでアクティベートすると3G回線仕様、au by KDDIのSIMでアクティベートするとCDMA回線仕様となり、どちらの場合もSIMロックがかかるそうです。
発表会で展示されていたのは全てソフトバンクモバイルSIM版で、現在のiPhone 4と同様に、同じ3G回線を使用するソフトバンクモバイルとNTTドコモのキャリアのみが認識され、KDDIが表示されていないことが確認出来ます。
また、iOS 5に緊急地震速報の機能が搭載されていることも確認出来ました。
なお、au by KDDI版では未確認です。
Special イベントで発表された、グリーティングカード作成アプリ「Cards」は、すでに日本語化が完了しているため、日本でも提供される予定でだそうです。
なお、カードの発送価格などについては来週発表するそうです。
Appleが買収した「Siriの技術を採用した新しい会話形式の音声認識ガイド機能「Siri」についてですが、日本語環境でも利用することが出来る事が確認出来ました。
ただし、理解する言語が「英語」「フランス語」「ドイツ語」の3カ国語のため、これらの言語以外では反応しません。
Siriの設定は、言語環境>音声コントロールにあり、ドイツ語、フランス語、英語の3つで、英語に関しては、アメリカ、イギリス、オーストラリアの3種類があり、微妙な違いを分けているようです。
iTune Matchの項目も日本語環境の中にあり、オンにすることも出来たのですが、iCloudが始まっていないため、本当に利用出来るのかは分かりませんでした。
認証を見てみると、すでに技術基準適合証明を受けていることが確認出来ました。
iPhone 4ホワイトと同様に、背面パネル側に技適マークは入っていません。
iPhone 4Sは、iPhone 4(CDMA)版と同じ筐体で、SIMスロットが有るという点が異なっています。
iPhone 4とiPhone 4(CDMA)とでは、ボリュームボタンやマナーボタンの位置が異なる仕様ですが、すでにアメリカでは、両方対応のiPhone 4ケースが販売されているので、海外メーカーや、アメリカに輸出しているメーカーのケースは、そのまま使用出来ると考えられます。
顔検出機能は、映っている人数が1人か複数かを自動的に見分けてくれます。
最大10人の顔の露出を調整することが出来るそうです。
カメラに、これまで「HDR」ボタンだった部分は「オプション」になって、「グリッド」「HDR」の切り替えをするようになっています。
購読している新聞や雑誌のアプリケーションをフォルダにまとめて読む事が出来る「Newsstand」についてですが、日本では課金システムが始まっていないため、どうなるのかは分かっていません。
「iMessage」は、従来「SMS/MMS」と表示されていた設定項目およびアプリ名が「メッセージ」(iMessage)に変わり、iOS 5デバイス間で送受信することが出来ます。
その下には「SMSで送信」「MMSメッセージ」のオン/オフ項目があります。
なお、iMessageはWi-Fi環境が必要となります。
位置情報サービスの項目が増え「コンパスの調整」「位置情報に基づくiAd」「携帯電話通信網検索」「時間帯の設定」「渋滞状況」「診断/使用状況」など細かく分かれています。
Twitterは、iOS 5でシステム統合され、サインインを行い、連絡先のリストにTwitter IDが設定されていれば、名前を入力するとTwitter IDが表示されるようになります。
また、Twitter IDは複数アカウントを設定することも出来るようです。
iOS 5の通知に、表示方法を細かく設定出来る「通知センター」が追加され、バナー表示、ダイアログ表示に加え、Appアイコンバッジ表示、ロック中の画面に表示などのオン/オフを行う事が出来るようになっています。
アクセシビリティの項目も新しくなり「LEDFラッシュ通知」「モノラルオーディオ」の場合の左右コントロール、身体機能サポートなどが追加されています。
一般>キーボード>各国のキーボードの設定で、日本語 / テンキー入力の設定項目が増えています。
iOS 4ではテンキーとU.S.のみですが、iOS 5では、ソフトウェアキーボード配列「かな入力/フリックのみ」、ハードウェアキーボード配列「U.S./JIS」が選択出来るようになっています。
ローマ字入力でも、ハードウェアキーボード配列で「JIS」が選択出来ます。
情報に「診断/使用状況」が追加され、エラー情報の提供も可能になっています。