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iPhone 4Sの通知センターと位置情報のバッテリー消費量をチェック

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ソフトバンクモバイルの「iPhone 4S」を使用して、バッテリーの減りが早くなったような気がするので、何が影響しているのか調べてみました。

今回、調査対象としたのは、iOS 5の「通知センター」(使用アプリメッセージ系7個)と「位置情報」(使用アプリ写真&SNS系20個)の2点で、自動ロックオフ(画面スリープ)で、バッテリー100%の状態から車で約8km(20分)のコースを1週し、どれだけバッテリーが減ったのかを比べてみました。

結果は、通知センターと位置情報の影響割合は同じで、両方オンの場合が一番大きく、両方オフの場合が影響が少ないということが分かりました。


このバッテリー消費レベル%とiPhone 4S、iPhone 4との処理能力差を比べるため、YouTubeにアップロードされている約15分の動画(使用動画)をWi-Fi環境で2回連続再生し、どれぐらいバッテリーが消費されるかを比べてみました。

なお、どちらもiOS 5で設定を同じにし、どちらもSIMカード無し、通知オフ/位置情報オフで計測しています。

結果は94%で同じ結果になり、プロセッサー処理能力によるバッテリー消費量に差が確認出来ませんでした。


通知

通知

バッテリー6%消費で、YouTube動画を30分再生することが出来ると考えると、iOS 5の場合、通知センターと位置情報サービスの両方で、無駄にオンになってるアプリも結構あるので、使用するアプリの絞り込みを行った方がバッテリー寿命を延ばすことが出来るのではないかと考えられます。


システムサービス

システムサービス

設定>位置情報サービス>システムサービス(最下段)にある項目をオフにするのも忘れないようにします。

位置情報に基づくiAd(地域広告)、携帯電話通信網検索(GSMローミングのための検索項目)、時間帯の設定(海外旅行などで利用)、渋滞状況(匿名のトラフィックデータ収集)などは、通常オフでも構わないと思います。

関連情報:位置情報データに関するAppleのQ&A


書類とデータ

書類とデータ

影響レベルは未計測ですが、設定>iCloudの設定もカスタマイズした方が良いかもしれません。

特に「書類とデータ」はモバイルデータ通信をオフにして、Wi-Fi環境下以外では動作させないど、低速環境で長時間アクセスを防ぐなどの対策も行った方が良いと思います。


関連サポート情報
iPhoneのバッテリーについて
iOS: Understanding Notifications
iOS 5: Understanding Location Services


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