Macworldが、Appleは、携帯ユーザーの情報を記録する「Carrier IQ」に関して使用していた事を認め、iOS 5でサポートを打ち切り、今後のソフトウェア・アップデートで使用を打ち切るとコメントしたと伝えています。

また、診断データがAppleに送られるためには、顧客がオプトインによってこの情報の共有を選択する必要があり、その場合、データは匿名で暗号化されて送信され、個人情報は含まれないとし、キーストロークやメッセージなどの個人情報は一切記録しておらず、今後も記録する計画はない。と説明しているそうです。

iPhoneハッカーのchpwn氏は、Carrier IQ is on iOSで詳しく説明し、iOS 3の頃から搭載されていて、電話番号やキャリア情報、通話を行ったことの記録などが収集されていることが判明したが、iOS 3/4で診断機能が利用されている形跡はなく、iOS 5では、利用状況の診断機能をオフにすることによって無効化できるそうです。