KDDIのiPhone 5を使用した、Bluetooth / Wi-Fi / Lightning 接続によるテザリングベンチマークレポート
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Mac フリーソフト新着情報「新しもの好きのダウンロード」の早川さんに協力してもらい、KDDIのiPhone 5を使用した、テザリング(インターネット共有)ベンチマークを計測してみました。
テスト環境は屋外のLTE接続出来る場所で、Bluetooth、Wi-Fi、Lightning 接続による3つを、MacBook Air (11-inch, Late 2010)に接続し、RBB TODAYのスピードテストで、それぞれ3回計測してみました。
まず、Bluetooth接続の場合は「下り1.93Mbps〜2.22Mbps」「上り1.62Mbps〜1.68Mbps」という結果でした。
実用的な速度ではありませんね。
Bluetooth接続で使用する場合は、Bluetooth 設定アシスタントを使用してiPhone 5をMacに登録します。
Macのシステム環境設定>ネットワークを見ると、Bluetooth PANで接続されます。
Xtreme LabsのiPhoneアプリ「Speedtest」を使用して、iPad miniをBluetooth接続で利用した場合のインターネット速度テストを行ってみました。
KDDI LTE接続が出来ている状態で、Bluetooth接続の場合「下り1.5Mbps〜1.7Mbps」という結果でした。
Macで使用する場合と同じく速度は期待出来ませんが、バッテリー消費量を抑えることが出来ます。
また、Bluetooth接続の場合、iPad miniがスリープロックしても接続が継続され続けます。
次にWi-Fi接続の場合は「下り13.93Mbps〜14.31Mbps」「上り6.01Mbps〜7.71Mbps」という結果でした。
iPhone 5が接続しているLTE環境の速度に近い値で利用することが出来ます。
MacからWi-Fiの接続状況を確認してみたところ「2.4GHz帯」で接続されていました。
電波干渉を抑えられる5GHz帯での接続を選べないのは残念です。
ネットワークユーティリティでリンク速度を確認してみたところ「72 Mbit/秒」と表示されました。
Mac OS Xの場合、2.4GHz帯では「144 Mbit/秒」が最大値となるので、理論値的に半分の値になります。
iPad miniをWi-Fi接続で利用した場合のインターネット速度テストを行ってみました。
KDDI LTE接続が出来ている状態で、Wi-Fi接続の場合「下り8.5Mbps〜10.03Mbps」という結果でした。
なお、Wi-Fi接続の場合は、iPad miniがスリープロック(最短設定2分)すると接続が解除され、iPhone 5側のインターネット共有設定画面を開かないと自動再接続されない場合があります。
最後にLightning - USBケーブルを使用して接続した場合は「下り12.51Mbps〜14.04Mbps」「上り7.19Mbps〜7.46Mbps」という結果でした。
Wi-Fi接続時とそれほど差が出るわけではありませんが、Lightning - USBケーブル接続の場合だと、iPhone 5本体を充電しながら使用することが出来ます。
iPhone 5でインターネット共有を使用するとバッテリーの消耗が速くなりますが、これだと心配いりません。
iPhone 5をLightning - USBケーブルで接続した場合、Macのシステム環境設定>ネットワークを見ると、iPhone USBで接続されます。
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