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iPhone 5sの指紋認証センサー「Touch ID」セキュリティについて

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iOS 7 指紋認証

iOS 7 指紋認証

Appleが、iPhone 5sに採用した指紋認証センサー「Touch ID」についてのサポート情報「iPhone 5s:Touch ID のセキュリティについて」を公開しています。

Touch ID センサーは、人間の髪の毛よりも遥かに薄い、厚さ170ミクロンしかなく、500ppi高解像度センサーによって、極めて微細な指紋の細部を読み取ることが可能だそうです。

ボタン自体はサファイヤクリスタルで作られていて、ボタンを取り巻くスチールリングは、指を検知し、指紋読取りTouch ID センサーを起動するためのスイッチになっているそうです。


指紋はユニークで、Touch IDに登録出来るのに十分な指紋において、小さな部分が似ている可能性は5万本に1本で、4桁パスワードを推測して見つけ出す確立、1万分の1よりも難しいと説明しています。

このTouch IDは、iPhone 5sを再起動した場合や、ホームロックを外してから48時間以上動かしていない場合、通常の4桁パスコード入力を求められるそうです。

Touch IDは、ユーザーの指紋写真を一切保存することは無く、数学的な指紋の解析結果だけをA7プロセッサの「Secure Enclave」に保存し、指紋センサーしかアクセスすることが出来ない仕組みになっているそうです。

Secure Enclaveは、A7プロセッサーの他の部分からのアクセスや、Touch ID以外のiOS部分は壁で守られており、iPhone 5sのログインとiTunes Store&App Storeでの購入以外には利用することは出来ず、iCloud上に保存することも出来ない仕組みになっているそうです。



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