iPhone 6は最大1.4A入力、iPhone 6 Plus は最大2.0A入力に対応
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
以前、Gizmobicが、Weiboの闲置快递員に、オーストラリア版Apple 5W USB Power Adapter(Oタイププラグ)を、Aタイププラグ形状に変更したUSB電源アダプタ写真を掲載し、NoWhereElse.frのSteve Hemmerstoffer氏が、iPhone 6には5V/1.5A仕様のアダプタが付属するとツイートしていましたが、実際にiPhone 6とiPhone 6 Plusに同梱されているのは「Apple 5W USB電源アダプタ」で、従来と同じ5V/1A仕様でした。
また、以前、蘋果日報が、伝えた内容によると、iPhone 6のバッテリー容量は「1810mAh」、iPhone 6 Plusのバッテリー容量は「2915mAh」で、iPhone 5sのバッテリー容量「1560mAh」よりも大きくなっています。
iPhone 5sの場合、バッテリー0から100%に達するまでに約2時間半程度かかるため、iPhone 6だと約3時間、iPhone 6 Plusだと約4時間半かかることになります。
NoWhereElse.frは、iPhone 6用のバッテリー接点が1つから2つに増えているため、超高速充電に対応しているのではないか?と指摘していました。
センチュリーのUSB3.0対応USBパワーメータ「CT-USB-PW」(電流値 0.1 ~ 2.00A)を使用し、USB出力能力に応じて流れる電流値を計ってみました。
iPhone 5sに、5V/2.4AのApple 12W USB Power Adapterを接続しても、流れる電流値は1Aとなります。
ただ、電力を供給するパワーは、5W USB電源アダプタよりも高いため、速く充電出来ることは良く知られています。
次に、Apple 12W USB Power Adapterに、iPhone 6を接続すると、電流値「1.38A」と表示されます。
このことから、iPhone 6は、最大1.4A入力に対応していると考えられます。
次に、Apple 12W USB Power Adapterに、iPhone 6 Plusを接続すると、電流値「1.90A」と表示されます。
このことから、iPhone 6 Plusは、最大2.0A入力に対応していると考えられます。
モバイルバッテリーの場合でも同様に電流値が上がるのか?を検証するため、cheero Energy Plus 12000mAhの2.1A出力ポートにiPhone 6を接続してみました。
すると、電流値「1.30A」と表示されます。
cheero Energy Plus 12000mAhの2.1A出力ポートにiPhone 6 Plusを接続してみました。
すると、電流値「1.60A」と表示されます。
これらから、iPhone 6・iPhone 6 Plusは、iPhone 5sと比べて、電流値が上がる仕様になっていると考えられます。
積算電流値やアンペアアワーなど、もっと詳しく計測する必要があると思いますが、超急速充電仕様だと考えられます。
別途、USBアダプタを購入する場合は、出力が大きい5.2V/2.4A仕様の「Apple 12W USB Power Adapter」をお勧めします。
また、アンカーの急速充電技術「PowerIQ」や、パナソニックの充電する機器の充電制御や充電状況に応じて、最大出力1.5Aに可変する自動急速充電機能を持った「USBモバイルバッテリー」などを選ぶと良いと思います。