失敗しないiTunesを使用したiPhone 6s・iPhone 6s Plusへのデーター移行の仕方(Apple Watch含む)
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iPhone 6sまたは、iPhone 6s Plusを購入し、iPhoneからのデーター移行を行なう場合、iCloudバックアップから戻すよりも、iTunesを使用した方が早くデーター移行することができます。
また、Apple Watchも使用している場合、ちゃんと手順を踏めば、App 固有のデータや設定、ヘルスケアやフィットネスのデータなども維持できます。
ここではiPhone 6からiPhone 6s Plusへの機種変更する場合の手順として説明します。
箱に付属するSIMピンを使用し、旧iPhone 6からSIMカードを抜き、iPhone 6s PlusにSIMカードを挿入します。
無線LAN環境があれば、これからはじまる2つの作業を平行して進められます。
iPhone 6s Plusを新規iPhoneとしてセットアップしていくため、SIMカードを入れる必要があります。
アクティベート完了後、Appとデータで「新しいiPhoneとして設定」を選択します。
現時点で、iPhone 6s・iPhone 6s Plusの出荷時にインストールされているiOS 9は「iOS 9 (build 13A343)」のため、iOS 9.0.1にシステムアップデートしておきます。
インストールされているシステムは、今後アップデートされていきますが、必ず最新状態とは限らないため、新規セットアップで、システムバージョンをアップデートします。
iTunesからの復元の場合、iOSシステムは更新されないため、素の状態にバックアップから復元するよりも、トラブルを減らせます。
旧iPhone 6・iPhone 6 Plusも、iOSのシステムアップデートを行い最新状態にしておきます。
また、インストールされているAppも最新状態にアップデートを行ないます。
ここでAppを最新にしておかないと、バックアップからの復元時に、いくつかのAppが転送されず、ホーム画面のレイアウトが崩れる原因となる場合があります。
Apple Watchをペアリングしている場合、iTunesにバックアップを作成する前に、Apple Watchのペアリングを解除しておきます。
ペアリングを解除すると、旧iPhone 6・iPhone 6 Plus本体内に、Apple Watch のバックアップが自動的に作成されます。
Apple Watch が iPhone の通信範囲内にないときにペアリングを解除した場合は、バックアップに最新のデータが含まれていない場合があるので、充電器に接続して、iPhoneの側で行ないましょう。
旧iPhone 6を、LightningケーブルでMacに接続します。
iOS 9をサポートしたiTunes 12.3以降を使用してバックアップを作成します。
この時「iPhone のバックアップを暗号化」を選択して、バックアップを暗号化保存します。
必ず、暗号化に使用したパスワードを忘れないようにして下さい。
新規セットアップしたiPhone 6s PlusをLightningケーブルでMacと接続し、バックアップが完了したiTunes 12.3以降に接続します。
iPhone 6s Plusを初めて接続すると「新しいiPhoneへようこそ」の画面が表示されるので「このバックアップから復元」を選び、iPhone 6に付けていた名前を選択します。
続けるボタンをクリックして復元を開始します。
iPhone 6s Plusで、iCloudアカウントを有効にしていると、自動的に「iPhoneを探す」がオンになっているので、復元前にオフにしておきましょう。
また、iTunes 12.3以降で、Apple IDアカウントを有効にしておけば、iBooks Storeやニュースタンドのコンテンツも復元されます。
復元が完了すると、iPhone 6s Plusを新規セットアップした時と同じようなセットアップ手順がはじまります。
この手順の中で「iCloudの設定を完了するには Apple ID アカウントのパスワードを入力してください。」の画面が表示されたら「この手順をスキップ」を選んで飛ばします。
もし、ここでパスワード入力すると「iCloud設定をアップデート中」の画面が表示されて先に進みません。
暗号化したバックアップから復元した場合、Apple IDアカウントが有効な状態となっているため、この手順をスキップしても構いません。
Apple Watchを使用している方は、Apple WatchをiPhone 6s Plusとペアリングさせます。
ペアリングが完了したら「バックアップから復元」選び、Apple Watchを復元します。
この復元を行なう場合、iPhone 6s Plusがスリープすると失敗する可能性があるので、iPhone 6s Plusの設定>一般>自動ロックで「しない」を選んでおきましょう。
Apple Watchの復元が完了すると、Apple IDのパスワードを入力する画面が表示されます。
この作業は後からでも出来るので、一番下にある「この手順をスキップ」を選んで飛ばします。
バックアップから復元したiPhone 6s Plus、Apple WatchのiCloud設定を確認したら作業は終了です。
なお、この復元作業では、ソフトバンクの「iPhone 一括設定」などのキャリア提供プロファイルや、Bluetoothヘッドフォンやデバイスなどのペアリング情報、 Apple Pay で使っていたクレジットカードまたはデビットカードなどの情報は復元されません。
それらは、個別に再設定してください。
手順の中で、スキップすると説明したiCloudのパスワード入力を実行してしまい、「iCloud設定をアップデート中」の画面が表示されて先に進まなくなってしまった場合は、iPhoneのホームボタンとスリープボタンを長押しして強制終了し、作業をやり直して下さい。