iPhone Xの耐指紋性撥油コーティング性能をチェック
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iPhoneは、iPhone 3GSから前面ガラスの表面に油分をはじくコーティングが施さるようになり、iPhone 7・iPhone 7 Plusからは耐指紋性撥油コーティングが施されるようになっています。
その耐指紋性撥油コーティングですが、iPhone 8・iPhone 8 Plusでは、さらに性能が上がり、iPhone Xに至っては、超強力粘着材でも弾いてしまうほど性能が向上しています。
そこで、iPhone Xの前面ガラスに、色々な粘着テープを貼ってみて、耐指紋性撥油コーティング性能がどれぐらい強力化を試してみました。
HOKUSETU CORP.の梱包テープ、DIATEXのバイオランテープ(養生用粘着テープ)、3Mの「3M Scotch 超強力 PREMIER GOLD」を用意しました。
HOKUSETU CORP.の梱包テープは、一般的にガムテープと呼ばれることが多いですが、本来は水に濡らすと接着力が出るテープのを指し、この場合は紙粘着テープと呼ぶのが正しいようです。
実際に梱包テープをiPhone Xの前面ガラスに押し付けて粘着させてみましたが、簡単に剥がれてしまいます。
DIATEXのバイオランテープは、ポリエチレンクロス製養生テープで、スプレー塗装、刷毛塗り塗装時の養生用として使われることが多く、粘着力が強いのに、糊が残りにくいのが特長です。
実際にバイオランテープをiPhone Xの前面ガラスに押し付けて粘着させてみましたが、こちらも簡単に剥がれてしまいます。
3Mの「3M Scotch 超強力 PREMIER GOLD」は、ガラス、軟質塩ビ・プラスチックなどに接着可能です。
実際に3M Scotch 超強力 PREMIER GOLDをiPhone Xの前面ガラスに押し付けて粘着させてみましたが、こちらも簡単に剥がれてしまいます。
3M Scotch 超強力 PREMIER GOLDは、超強力両面テープではありますが、シリコーンやフッ素樹脂加工面には接着出来ないテープです。
それでも粘着性能を計るには十分な性能を持っているのですが、これも直ぐに剥がれてしまいます。
iPhone Xの背面ガラスの耐指紋性撥油コーティング性能は前面ガラスよりも上です。
iPhone Xの耐指紋性撥油コーティング性能によって、汚れが簡単に落ちる仕様なのですが、この高い性能によって、画面保護フィルムのシリコン糊などが定着しない問題が発生しています。
また、i&PLUSのスマホリング「BUNKER RING」などを本体背面に直接貼付けて使用するのが困難な状況を生んでいます。
耐指紋性撥油コーティングだけを取ってみても、Appleの開発力の凄さを感じました。