iPhone 14シリーズで利用可能な衛星経由の緊急SOS(デモ)を試す
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Appleが、iOS 16.1以降をインストールしたiPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxで、衛星通信を利用した「衛星経由の緊急SOS」サービスの提供を開始しています。
衛星経由の緊急 SOS は、アメリカ (プエルトリコと米領バージン諸島を含む) とカナダでのみ利用でき、アメリカとカナダを訪れる海外旅行者は、中国本土、香港、またはマカオで購入したiPhone 14シリーズの場合を除き、衛星経由で緊急 SOS が使用できます。
衛星による緊急 SOS は、グアムまたはアメリカ領サモア、カナダ北部やアラスカなど、緯度 62 度を超える地域では、衛星接続が機能しない場合があります。
この機能は、操作を覚えるためのデモが利用可能です。
電話が繋がらないような緊急時に、iPhoneが役立ちます。
緊急通報サービスに通報したあと、衛星通信接続を開始するためのボタンが表示されます。
衛星通信接続テストは、必ず屋外で行う必要があり、デモの間、モバイルデータ通信接続は一時的にオフになります。
「衛星通信接続をテストする」ボタンをタップすると、位置情報の検索が開始され、メッセージの送受信を行うために上空の衛星を追跡します。
画面上に衛星の方向を示すダイアログが表示され、その方向にiPhoneを向け続けます。
この操作には数分かかることがあります。
衛星との接続が完了すると、ダイアログが緑色に変わり「接続されました」と表示がされます。
メッセージ経由で、緊急通報サービスとのチャットで、緊急事態の状態、メディカルID、位置情報を入力して送信します。
この操作中も、iPhoneを衛星の方向に向け続ける必要があります。
テキストメッセージを地域の緊急サービス組織に転送し、応答者があなたに連絡できるようにするために、衛星経由で緊急 SOS を使用すると、あなたの位置が Apple およびそのパートナーと共有されます。
探すでサテライト経由で共有された場所は、エンド ツー エンドの暗号化された形式で送信され、Apple がアクセスすることはできません。
衛星との通信が切れると、オレンジ色の表示に変わり、iPhone上に「信号が妨げされている可能性があります」と表示されます。
衛星経由で緊急 SOS を送信すると、メッセージは暗号化された形式で送信され、Apple によって復号化されて、関連する緊急サービス ディスパッチャーまたは緊急中継センターに渡されます。
緊急メッセージは、緊急サービス センターおよび中継プロバイダーによって、サービスを改善するため、および適用される法律に従って保持される場合があるそうです。
執筆:大石結花