CNET Korea:Appleのプロダクトデザイン担当者、iPhone 14開発について語る
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CNET Koreaが、iPhone 14シリーズに関して、AppleのiPhone担当プロダクトデザイン担当シニアディレクターRichard Dinh氏、iPhone担当プロダクトデザイン担当ディレクターFrancesca Sweet氏へのインタビューを掲載しています。
Richard Dinh氏は「iPhone 5からバケットデザイン(筐体内部の一ヶ所に部品を集中して詰め込む構造)を追求してきたAppleのiPhoneは、iPhone 8からワイヤレス充電に対応し、アルミニウム筐体に固定したリアガラスを搭載するようになった。」と説明し、それをiPhone 13シリーズまで継続していました。
iPhone 14は、iPhone 13と異なり、前面ディスプレイと背面ガラスがともに分離しており、前面と背面から部品にアクセスすることができ、IPhone 14の一般モデルは、このバケットデザインではなく、カゴのように主要な部品を保持するのではなく、ディスプレイ部品のように背面ガラスを取り外すことができるようになり、前後からパーツにアクセスできることで、リアカメラなどのパーツにアクセスしやすくなっていいます。
Richard Dinh氏は「新しい構造のおかげで、iPhone 14はより簡単に組み立てることができます。」と述べ「特にiPhone 14の一般モデルの場合、TrueDepthカメラ、フラッシュモジュール、リアマイクは、関連部品を取り外すことなく直接修理できるようになりました。」と付け加えたそうです。
また、Richard Dinh氏は「iPhone 14シリーズは、新しいデザインで放熱が良くなったため、それほど多くの銅を必要とせず、接続の数が簡素化されたため軽量化された。」と説明し「また、iPhone 14に搭載されているセラミックシールド(画面を覆う保護層)は、硬度は以前と同じだが、より薄く、軽量になるように設計し直した。これらにより、関連部品を取り外すことなく直接修理できるようになった。」と説明したそうです。
ユーザーから預かった壊れたiPhone 14を修理する時間が短縮化され、修理の待ち時間も短縮化されることで、顧客の満足度も向上することに繋がります。
Francesca Sweet氏は「グラフィックスを多用するゲームのプレイやビデオ編集のような重い計算ワークロードの実行といったユースケースに直接メリットをもたらす。」と述べ「Apple Genius Barが保証期間終了後のiPhone 13とiPhone 14の背面ガラスを修理すると仮定すると、現在、現地ドルで約449ドルを支払わなければなりません。交換することは可能ですが、今回iPhone 14はデザインが根本的に変わり、背面ガラスが脱着できるようになったため、現在は169ドルで交換することができます。」と説明したそうです。