iPhone 16eをチェック
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
Appleが発表した新型iPhone「iPhone 16e」をチェックしてみました。
A18チップを採用し、2つの高性能CPUコアと4つの高効率CPUコア、GPUは4コア、Neural Engineは16コア仕様となります。
ブラック、ホワイトの2色がラインアップされています。
iPhone 16eは、2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppiのSuper Retina XDRディスプレイを搭載し、最大輝度800ニト(標準)、ピーク輝度1,200ニト(HDR)仕様で、iPhone 14仕様と同じです。
iPhone SE(第3世代)は、1,334 x 750ピクセル解像度、326ppiのRetina HDディスプレイを搭載し、最大輝度625ニト(標準)仕様でした。
iPhone 16eのTrueDepthカメラのアクティブエリアは、iPhone 13から変わらず、縦幅5.58mm、横幅26.79mmサイズでディスプレイ下に配置されています。
FaceTime HDカメラユニットは、iPhone 14と同じ左側にあります。
TrueDepthフロントカメラはiPhone 14と同じ、12MPセンサー、F値はƒ/1.9絞り値、オートフォーカスを搭載しています。
SONY製IMX714センサーが採用されています。
センサーは、ハイダイナミックレンジジャイロ、高重力加速度センサー、デュアル環境光センサー、近接センサー、気圧計が搭載されています。
iPhone 16eのメインカメラは、0.7 umの48MP Fusion 1/2.55クアッドピクセルセンサー、26mm、ƒ/1.6絞り値、光学式手ぶれ補正、Hybrid Focus Pixels仕様となっています。
SONY製IMX982センサーが採用されています。
このセンサーはiPhone 16 Proの超広角カメラに採用されているSONY製IMX972に似ていて、そのマイナーチェンジ版と考えられます。
iPhone 16eのボーリュームをゼロから2段階上げ、Apple Musicで「空間オーディオとロスレスオーディオの視聴方法」を再生してみました。
iPhone 15と比較して、音量がアップしていて、音の解像感が向上しているのが分かります。
iPhone 16同様にセンターに声がはっきりとあり、聞き取りやすいと思います。
iPhone 16eには、iPhone 15 Proシリーズから採用された「アクションボタン」が搭載されています。
アクションボタンを押したときに実行する機能を選択でき、このボタンは非常にアクセスしやすいので、頻繁に行う操作に便利です。
アクションボタンは、設定>アクションボタンから、機能を簡単に変更できます。
コントロールセンターコントロールをアクションボタンに追加すると、アクションボタンを使うのとまったく同じようにコントロールのオン/オフを切り替えられます。
設定>サウンドと触覚に「消音モード」のオン/オフと「ステータスバーに表示」の2つが追加されています。
この「消音モード」ボタンは、アクションボタンを長押ししてiPhoneを消音モードにすることができ、アクションボタンをもう一度長押しすると、消音モードがオフになるのを、後から手動で変更するためのボタンです。
ステータスバーに表示は、消音モードがオンになっている事を示すアイコンを、左上の時計表示の右横に表示するかどうかの機能となります。
設定>アクションボタンを選択すると、iPhoneの側面の画像と、アクションボタンに割り当てることができるアクションを示すアイコンが表示されます。
アクションボタンに割り当てられたアクションを実行するには、アクションボタンを押さえたままにします。
多くの機能で、アクションボタンを使って設定のオン/オフを切り替えることができます。
iPhone 16eでは、コントロールから「ビジュアルインテリジェンス」を割り当てることが可能です。
iPhone 16eの前面カメラ
iPhone 16eの前面カメラは、12MPカメラ、ƒ/1.9絞り値、Focus Pixelsを使ったオートフォーカス、Photonic Engine、スマートHDR 5、Deep Fusion、ナイトモードのタイムラプス撮影に対応しています。
SONY製IMX714センサーが採用されています。
レンズ焦点距離は30mm (35mm換算) で、4Kドルビービジョン対応ビデオ撮影、映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p)が可能です。
iPhone 16eの背面カメラ
iPhone 16eの背面カメラは、0.7 umの48MPクアッドピクセルセンサー、ƒ/1.6絞り値、光学式手ぶれ補正、Hybrid Focus Pixels、Photonic Engine、Deep Fusionなどで構成されています。
SONY製IMX982センサーが採用されています。
レンズ焦点距離は26mm (35mm換算) で、iPhone 15と同じです。
スマートHDR 5撮影、4Kドルビービジョン対応ビデオ撮影に対応しています。
マクロ写真撮影やマクロビデオ撮影には非対応となります。
iPhone 16eの背面メインカメラ2倍望遠
iPhone 16eの背面メインカメラの0.7 umの48MPクアッドピクセルセンサーを活用し、12MPの2倍望遠、52mm、ƒ/1.6絞り値、光学式手ぶれ補正、Hybrid Focus Pixelsでの撮影が可能です。
レンズ焦点距離は52mm (35mm換算) となります。
スマートHDR 5撮影、4Kドルビービジョン対応ビデオ撮影に対応しています。
カメラ機能
ポートレート撮影は、カメラが1つしかないため、人物の顔が認識されないと利用することが出来ません。
iPhone 16eは機械学習処理で写真に写っている人物を画像として認識し、背景にぼかしをかけています。
これは、iPhone XR、iPhone SE(第2世代)、iPhone SE(第3世代)と同様となります。
iPhone 16eは、「最新のフォトグラフスタイル」ではなく、従来の「フォトグラフスタイル」が利用可能です。
プリセットスタイル(「リッチなコントラスト」、「鮮やか」、「暖かい」、「冷たい」)のいずれかを選択してから、トーンや暖かみの値を調整して詳細をカスタマイズします。
「写真」モードで写真を撮るときは、選択したものが常に適用されます。
「フォトグラフスタイル」は、直接「カメラ」で変更したり、調整したりできます。
iPhone 16eは、ビデオ録画のオーディオ収録が「空間オーディオ」(デフォルト)に設定した場合、ビデオのサウンドを「オーディオミックス」機能を使った編集が行えます。
例えば、周囲のノイズを減らして、カメラに向かって話している人の声がよく聞こえるようにすることができます。
標準:録音したオリジナルのオーディオを再生します。
フレーム:ビデオのフレーム内に写っていない音源からのサウンドや声を低減させます。
スタジオ:バックグラウンドサウンドと反響音を低減させ、プロのスタジオで撮影したようなサウンドにします。
シネマティック:映画のオーディオのように、すべての声を前面トラックに配置して、環境のノイズは周囲に残します。
設定>カメラ>サウンド収録で「空間オーディオ」がデフォルトで選択されています。
この設定を「ステレオ」「モノ」に変更することができます。
なお、空間オーディオ以外を設定した場合「オーディオミックス」編集は行えまません。
また、 iPhone 16eでは「空間オーディオ」または「ステレオ」でビデオを録画する場合は、撮影時に風切り音が自動的に除去されます。
この設定を変更するには、設定>カメラ>サウンド収録の「風切り音の低減」をオフにします。
iPhone 16eには、ブラック、ホワイトに合わせた専用Live壁紙が用意されています。
これらの壁紙を使用するには、設定>壁紙>新しい壁紙を追加で、コレクションのマルチカラーを選択します。
3DMark
UL Solutionsのベンチマークアプリ「3DMark」を使用し、レイトレーシングベンチマークテスト「Solar Bay Stress Test」計測を行ってみました。
最高ループスコア「4816」、最低ループスコア「3510」という結果でした。
iPhone 16のA18チップと比較して、約3割ほど性能が低いという結果となります。
A18チップは、ハードウェアアクセラレーテッド機能として「レイトレーシング」「メッシュシェーディング」が追加されています。
USB-Cケーブル充電
iPhone 16eに、充電出力量をリアルタイム表示できるアンカー・ジャパンのモバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)をThunderbolt 3ケーブルで接続し、充電出力量をチェックしてみました。
かなりバッテリー残量が減っている状態の場合、最大で23.5W出力が確認出来ました。
iPhone 16eは、中国品質認証センター(CQC)に登録申請された情報から最大29W充電(15W〜29W)できる仕様となっていることが確認出来ています。
Qi充電
iPhone 16eは、ワイヤレス充電(Qi充電器)に対応し、最大7.5Wのワイヤレス充電が可能と説明がされています。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)にMagSafe充電器を接続し、iPhone 16eをワイヤレス充電してみました。
かなりバッテリー残量が減っている状態の場合、最大で7.1W出力が確認出来ました。
USB-C接続の映像出力非対応
iPhone 16eは、Apple TV(第2世代以降)またはAirPlay対応スマートテレビへの、最大4K HDRのAirPlayミラーリング、写真、ビデオ出力には対応していますが、USB-C経由のDisplayPort出力またはUSB-C Digital AVアダプタ経由での出力には非対応となります。
UreegleのUSB-C Digital AV Multiportアダプタ「Ureegle TA0927-JP」を接続してみましたが、映像は出力出来ませんでした。
MagSafeアクセサリを使用する方法
iPhone 16eの背面にMagSafe充電器をマグネット接続してみたところ、MagSafe対応iPhoneとまではありませんが、一応マグネット吸着はしてくれます。
ただ、かなり弱い吸着で簡単に外すことが出来るレベルです。
パワーサポートのMagSafeマウントにも対応したiPhone 16e用ケース「Air Jacket Hybrid MagSafeアクセサリ対応 for iPhone16e」といったMagSafeマウント対応ケースを使用することで、MagSafeマウントアクセサリーが利用可能になります。
- iPhone : iPhone 16eベンチマークレポート #iPhone16e #ベンチマーク
- iPhone : iPhone 16e、USB-Cケーブル接続充電で最大29W充電に対応 #iPhone16e #USB-C
- iPhone : Reuters:Apple、独自セルラーモデム「Apple C1」は今後数年以内に同社の全製品に導入予定 #Reuters #iPhone16e #C1
- iPhone : Apple、A18チップを搭載した新型iPhone「iPhone 16e」を発表 #Apple #iPhone16e
- iPhone : Apple、iPhone 16e用シリコーンケース「iPhone 16eシリコーンケース」を販売開始 #iPhone16e
- iPhone : iPhone 14をチェック(米国モデル) #iPhone14