App Store のランキング算出方法の仕組みと、プロモーショントレンド傾向
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
TechCrunch JAPANが以前紹介した「Apple: MicrosoftとGoogleに勝つための8つの簡単な作戦」と題したスライドを、フランスのコンサルティング会社faberNovelが公開して話題になりましたが、そのfaberNovelのBaptiste Benezet氏らによって、2010年1月に公開された「How to successfully markt your iPhone Application? #appstudy」の中で、App Storeのランキング算出方法の仕組みについて説明がされていました。
その説明によると、当日のランキングは「その日の売上高x8+前日売上高x5+2日前売上高x5+3日前売上高x2」で算出されており、参照日数は4日間だけだと説明しています。
また、土曜・日曜は、通常よりも20%程度売上高が増加する傾向に有り、週末にカテゴリーランキングに入っている方が望ましいと説明しています。
私は、App Storeプロモーションは、アメリカの場合、2008年は大手レビューサイトが影響し、2009年はAdMob、Googleなどのアプリ内広告が影響していましたが、2010年は、ICS_HOMEが運営する、App Storeの期間限定無料アプリを、1ヶ月のスケジュールで予め告知紹介する「FREE APP A DAY」(現在名称:FAAD)の登場によって、ほぼUS App Storeの無料ランキングは支配されていると考えています。
これに続くのが、OpenFeintの「Today's Free Game of the Day」プロモーションで、2008年、2009年のプロモーショントレンド影響力の割合は、急速に衰えてしまいました。
この、2010年のFAADブームは、日本のApp Storeにも影響が出ていることは確かだと思います。
iPhoneデベロッパーの方と良く話すと「FAAD」を知らない人が多い事にビックリすることがあるので、再度紹介しておきます。
関連エントリー:App Storeの期間限定無料アプリを紹介する「FREE APP A DAY」が人気