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グレーチャートアプリ「GrayCard」を試す

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GrayCard

GrayCard

Pixelexipが、iPhone/iPod touch用グレーチャートアプリ「GrayCard」を、App Storeにて販売を開始していたので試してみました。

このグレーチャートアプリは、デジカメなどで撮影した写真の色調補正を行なうためのグレーチャートで、「Daylight」(日光色)と、「Tungsten」(電球色)の2つのケルビンパターンが用意されています。


シーンにあったパターンをクリックすると、iPhone 3Gの液晶が、その色一色になり、これをグレーチャートとして利用するというアイデアです。

スクリーンショット上のデータを、Photoshop CS4のトーンカーブで、グレーを拾ってみましたが、どちらもおかしな値を示すことはありませんでした。


じゃあ、実際の撮影に使えるかどうか実験してみました。

今回、私が使っているグレーチャート「QP CARD 101」との差で比べてみました。

QP CARD 101のグレーをPhotoshop CS4のトーンカーブで拾ってみたのが左側、GrayCardのDaylightのNetutralを拾ってみたのが右側です。

iPhone 3Gの液晶画面の品質にもよるのですが、まともに使えるレベルではないことが見てとれます。

アイデアは面白いと思いますが、実用で使えないと思います。


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