iTunes 株式会社に行ってきた
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Apple Store, Shibuyaが入っているビルの上にあるiTunes 株式会社(以下アイチューンズ)に行ってきました。
ビジネス的なミーティングで、まだローンチ前の内容もあり、詳しく説明することは出来ませんが、その中で、iPhoneアプリデベロッパーの方向けの情報として伝えておいた方が良い話があったので、それを書きたいと思います。
アイチューンズでは、コンテンツプロバイダ向けのプログラムとして、コンテンツにコードを設定し、email、カード、パンフレットなど、あらゆる媒体で配信することが可能なiTunesカスタムコードというサービスがあります。
これはApp Storeプロモーションコードと機能的には同じですが、コードを配信社側が購入するという点が異なります。
元々、広告宣伝プロモーションというのは、配信社側が予算を立てて行なうのが基本なので、無料のプロモーションコード数以上のカスタムコードを取得したいと考えた場合、販売しているアプリの販売金額 X 必要コード数を払えば取得出来るわけですが、現状の規約では、ミュージックと同じなので、その枚数単位が1万コード単位となってしまうようです。それをiPhoneデベロッパーが負担できるか?というと、大企業でもアプリ販売本数から試算すると難しいと言わざる負えません。
また、iPhoneアプリに関しては、Apple Developer Connection管轄なのに対し、販売は、株式会社として組織が独立しているアイチューンズが行っているため、何かプロモーション活動を行なうにしても、どちら側が費用を負担して、どちらの利益になるのか?などはっきりしていない点が多いので、なかなか動きづらいといった問題もあるようです。
iPhoneデベロッパーの方は、基本的にApple Developer Connectionを通じてアイチューンズとコンタクトを取る流れになっていて、アップル側も、そう案内していると思いますが、例えば、iTunes内のアプリバナーは、アイチューンズが、予算を投じて制作を行なってるわけで、ゲームタイトルの著作権についての管理など、同じAppleというグループであっても、その手順はとても複雑なようです。
音楽を制作するまでの過程が、Logic Studio Proであれば、制作過程については、アップル側に問い合わせ、制作した音楽をiTunesで配信したければ、アイチューンズ側に問い合わせる。そうした流れの中に、iPhoneアプリは、特殊な形で組み込まれていると想像すると理解しやすいのではないかと思います。
こうした点をなんとかしなければと考えているそうですが、対応は2009年後となってしまうようでした。