Apple、Apple Music配信に関し、複数のインディーズレーベル関連組織やアーティストと契約
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
Appleが、Apple Music配信に関し、無料期間中もアーティストに対価を支払う方針転換を行なったことにより、Worldwide Independent Network、Beggars Groupが契約したことを発表し、Merlinは、配信先としてApple Musicを追加しています。
この方針転換のきっかけとなったテイラー・スウィフトのアルバム「1989」は、Apple Musicで配信されるとツイートしています。
Billboardによれば、無料期間中は、20秒以上再生された楽曲を対象に、1再生あたり約0.2セント(日本は約0.4円)に加え、1再生あたり約0.047セントの著作権料が追加され、合計で1再生あたり0.247セントの支払が行なわれるようです。
Digital Music Newsによれば、ストリーミング配信の販売収益は、月額利用料金(決済手数料除く)に58%と利用率(楽曲総再生回数÷ユーザ総再生回数)を掛けた金額になるようです。
Re/codeが、この販売収益の支払率に関して、Apple iTunes Content担当ヴァイスプレジデントRobert Kondrk氏にインタビューを行い、レーベル・アーティスト側に対して、Apple Musicの販売収益の71.5%を支払うことになり、アメリカ以外では平均73%支払われることになると説明し、無料期間中については回答していませんでした。
この割合は、Apple Music Radio (Beats 1)の収益に利用率(楽曲総再生回数÷ユーザ総再生回数)を掛けた金額を加味していると考えられます。
いずれにせよ、無料期間中もアーティストに対価が支払われることで、難航していた契約交渉が進んだと見て間違いなさそうです。