OS X Lion USBメモリ版「OS X Lion USB Thumb Drive」をチェック
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Appleが発売を開始したOS X Lion USBメモリ版「OS X Lion USB Thumb Drive」をチェックしてみました。
Lion 復元ディスクアシスタントを使用して作成した復元用USBメモリディスクと同じではなく、MacBook Air (Mid 2010)に付属していた「Software Reinstall Drive」に近い製品で、インストールを行うためにインターネット環境は必要無く、また、Apple ID認証も求められません。
パッケージは無く、厚紙にUSBメモリが納められていて、裏にAppleマークを上にしてUSBポートに挿し、OS X Lionをクリックするといった手順が絵で描かれているだけとなっています。
さっそく、MacBook Pro (15-inch Early 2011)のUSBポートに挿してみました。
OS X Lion USB Thumb Driveには、キーチェーンなどに通すための穴が空いています。
復元用USBメモリディスクとは違いデスクトップにマウントされ、Mac App Storeからダウンロードするのと同じ「Mac OS X Lion インストール」(Ver.1.0.4)が表示されます。
あらかじめMac OS X Lion インストールが含まれているため、Mac App Storeからダウンロードする作業が発生しません。
Mac OS X ユーティリティから起動ディスク選択画面を見てみると、OS X Lion USB Thumb Driveが起動ディスクとして表示されます。
復元用USBメモリディスクの場合は表示されません。
また、OS X Lion USB Thumb Driveは、起動可能なDVDを使用する場合と同じく「C」キーを押しながらの起動時キーコンビネーションも使用出来ます。
CocoatechのPath Finder 5で中身を見てみると、MacBook Air (Mid 2011)/Mac mini (Mid 2011)のRecovery HDに含まれている内容に近い気がします。
Recovery HDは「Command + R 」キーを押しながら起動した場合でしか利用出来ませんが、OS X Lion USB Thumb Driveの場合は、起動ディスク選択出来るという点が違います。
関連エントリー
・OS X Lion用復元ディスクアシスタントを使用して、復元用USBメモリディスクを作成する(1GB以上のUSBメモリ必要)
・OS X Lionインストーラを、DVD/USBメモリ/SDカードなどから起動する方法