Appleの「MobileMe」から「iCloud」への移行でMobileMeサービス終了まで継続利用出来るものと出来ないもの
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Appleが、OS X Lion 10.7.2、iOS 5ユーザーへの新しいクラウドサービス「iCloud」の提供を開始しています。
従来「MobileMe」を利用していた方は、MacのSafariから「iCloud」にアクセスして、MobileMeサービスからの移行作業を行う必要があります。
サポート情報「MobileMe:iCloud への移行について」も参照すると良いと思います。
メールアドレス、メール、カレンダーは、MobileMeからiCloudへ移行されます。
この移行により、プライベートで公開されているカレンダーは移行後も維持されますが、共有している人がカレンダーを表示するにはiCloudへ移行する必要があります。
他の方が作成した共有カレンダーの場合、作成者がiCloudに移行するまでそのカレンダーを見ることはできません。
一般公開されているカレンダーは移行後、非公開の状態になり、iCloudへの移行後に、再度一般公開する必要があります。
MobileMeからiCloudに移行した場合、ギャラリー、iDisk、Webによるホームページの公開に変更はありません。
メールがiCloudに移行されるため、iDiskの容量が場合によっては空き容量が増えます。
me.comを含め、2012年6月30日まで利用することが出来ます。
MobileMeからiCloudに移行した場合、Dashboardウィジェット、Dockの項目、キーチェーン、環境設定、メールアカウント、メールのルール、メールの署名、スマートメールボックスの同期は利用出来なくなります。
デバイス上にある連絡先とブックマークはiCloudへ送られるため、少なくとも1つのデバイス(iOS、Mac、PC)上に必要なコンテンツがあることを、移行前に確認します。
OS X Lion 10.7.2の環境設定では、iCloudとMobileMeの両方の設定パネルが用意されています。
MobileMeからiCloudに移行した場合でも、MobileMeの一部機能は期限付きで利用可能なための措置だと考えられます。
Mac OS X Snow Leopardユーザーは、Mac OS X Snow Leopard 10.6.8のSafari 5.1上から、iCloudサービスにアクセスすることが出来ます。
ただし、MobileMeを利用したアドレスブックなどの同期は行われなくなるので注意が必要です。