Mac OS X Snow Leopardが少し明らかに
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アップルが、WWDC 2008において、世界で最も先進的なオペレーティングシステムの次期メジャーバージョンとなる「Mac OS X Snow Leopard」をプレビューしたと発表し、発売は約1年後を予定してると明らかにしました。
その発表を受け、Appleが、次期Mac OS X「Mac OS X Snow Leopard」と「Mac OS X Server Snow Leopard」の製品情報を公開しています。
Snow Leopardはコードネーム「Grand Central」という新技術を使い、他の追随を許さないマルチコアプロセッサのサポートを提供し、これにより、デベロッパはマルチコアMacのパワーをフルに活かしたプログラムを作ることが容易になりますと説明があります。
今まで「Launchd」でアプリケーションは管理されていましたが、たぶん、これを置き換える技術だと予想されます。また、マルチコアを意識したシステムになってるようなので、リニアに処理速度を上げられて、コアが増えれば増えるだけ処理速度が上がるようです。本当かどうかはわかりませんが。。
また、Open Computing Language (OpenCL) でモダンなハードウェアへのサポートをさらに拡大し、「OpenCL」は、これまでグラフィックスアプリケーションでしか利用できなかった膨大なギガフロップスものGPU計算能力をどのアプリケーションでも利用できるようにしますと説明があります。CPUよりも演算能力が急成長してる「GPGPU」の流れにあって、NVIDIAはC言語に置き換えた「CUDA」の普及に積極的です。
Appleも、この流れに乗るわけですが、特定のメーカーGPUには依存したくはないでしょうから、オープンスタンダードを強調してると予想されます。
そして、WWDC 2008の参加者には、「Mac OS X Snow Leopard Developer Preview」が配布されたようで、さっそく、OrchardSpyが、Mac OS X Snow Leopard build 10A96のスクリーンショットを掲載してます。
それを見ると、発表された「QuickTime X」は、まだ実装されてないようです。 また、Microsoft Exchange 2007のネイティブサポートが追加された、Mail、iCal、アドレスブックは、バージョンが上がっていて、スティッキーズもメジャーバージョンアップされています。
また、先日発表された高速JavaScriptエンジン「SquirrelFish」を搭載した、Safari 4.0プレビュー版が含まれているようです。
ただ、これらは表面的な部分で、デベロッパーにAPIを公開するためのモデルとして含まれてると思われ、Appleが新機能として搭載する予定のものは例年通り含まれていないと思います。