OS X El Capitan:細かな機能変更まとめ
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OS X El Capitanの細かな機能変更点をまとめてみました。
Retinaディスプレイや、iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)などの高解像度ディスプレイで、マウスカーソルの場所を直ぐ見つけるため、マウスまたはトラックパッドを振ると、カーソルが大きくなる機能が追加されています。
設定は、アクセシビリティ>ディスプレイに「マウスポインタをシェイクして見つける」項目で、デフォルトはオンになっています。
ひらがなを入力するのとほぼ同時に、自動的に変換するキーボード入力のためのライブ変換機能が追加されています。
変換候補がリアルタイムに変わるため、候補が正しいかどうかを確認する必要があり、旧環境に戻した方が入力が早くなる場合もあると思います。
設定は、キーボード>入力ソース「ライブ変換」項目で、デフォルトはオンになっています。
写真で、iOS 8の写真で利用可能になった、サードパティアプリの機能を利用出来る「写真機能拡張」が、OS X El Capitanの写真でも利用可能になりました。
対応アプリをインストールしたら、システム環境設定>機能拡張>写真で、有効にしたいアプリのチェックを入れると、写真の編集の機能拡張から呼びだせます。
以前から利用可能な「Dockを自動的に隠す/表示」に加えて、メニューバーを自動的に隠す「メニューバーを自動的に隠す/表示」機能が追加されています。
システム環境設定>一般>アピアランスに追加されています。
デフォルトではオフになっています。
システム環境設定>Dockの「ウインドウタイトルバーのダブルクリッックで」の項目に、これまで「しまう」だけだったのが「拡大/縮小」が追加されています。
デフォルトでは「拡大/縮小」が選択されているので、従来の「しまう」に戻したい場合はリストから変更します。
ペアレンタルコントロールで、これまで「アプリケーション」「Web」「人々」「時間制限」「その他」のタブだったのが「アプリケーション」「Web」「Store」「時間」「プライバシー」「その他」に変更されています。
プライバシータブでは位置情報やSNS連携のコントロールが可能で、App Store関連が一元化されています。
Dashboardの表示がデフォルトでオフになっています。
これまで通り、Dashboardを表示するには、設定>Mission Controlで「Dashboard」を入りに変更します。
Spotlightがさらに進化して、天気、スポーツ、株価、インターネット上にあるビデオの検索結果を表示できるようになりました。
自然な言葉づかいでファイルを検索することもできるため、探し物をする時はいつもの言い方で入力するだけで良くなりました。
これまでのSpotlightウィンドウは、画面の中央に表示されていましたが、Spotlight検索ウィンドウの表示位置を移動することが可能になり、移動した場所を記憶してくれるようになりました。
通知センターのウィジェットに「友達を探す」が追加可能になっています。
この機能を有効にするためには、Macの位置情報を共有する必要があります。
ディスクユーティリティの表示がリニューアルされ、情報の確認がしやすくなりました。
First Aid、パーティション、消去、マウント解除、情報などの機能は同じですが、それぞれ表示方法が新しくなっています。
なお、ディスクのアクセス権の修復は自動実行されるようになり、項目として無くなりました。
カラーの項目にある「カラーピッカー」の表示にある、クレヨン表示が、色鉛筆に変更されています。
48色なのは同じですが、色判別がしやすくなっています。
Finderのファイルから、選択したファイルをゴミ箱に入れる場合、optionキーを押すと「すぐに削除」を選択することが可能になります。
実行すると、削除するかどうかのアラートが表示されます。
Option + Command + Deleteのショートカットでも実行出来ます。
Finder>編集、またはコンテキストメニューでOptionキーを押すと「"XX"のパス名をコピー」に変わり、ファイルの場所のディレクトリーパスを取得出来るようになりました。
Finder>ファイルの「名前を変更」が、コンテキストメニューでも選べるようになっています。
外付けドライブなどのドライブを起動ディスクとして使用している場合も、内蔵ドライブからの起動と同様にロック解除が必要になりました。
Optionキーを押しながら起動した場合のドライブ選択は従来のままですが、外部ドライブでパーティション分けした起動システムを使用している場合、起動ドライブが変わってしまう可能性が低くなります。
3D System社の3D CADソフト用ファイルフォーマット「Standard Triangulated Language」(STL)ファイルが表示可能になっています。
STLファイルをプレビューやQuick Lookで開くとレンダリング表示され、グリグリと動かすことが可能です。
Automater 2.6に、写真アプリへのアクションが複数追加されています。
写真アプリはOS X Yosemite 10.10.3から搭載されていますが、下位バージョン互換の問題もあり、Automater機能には、写真アプリのアクションは追加されていませんでした。
ログインウィンドウ画面で、スクリーンショット撮影が可能になりました。
撮影は、これまでどと同じで「Command + Shift + 3」フルスクリーンショット「Command + Shift + 4」エリア選択ショット撮影が可能です。
音声入力のアクセシビリティで、特定のコマンドを頭に付けることで、音声入力を有効にする「次のキーワードで音声入力を有効にする」機能が追加されています。
まず、システム環境設定>音声入力と読み上げで、音声入力を入し、拡張音声入力を使用にチェックを入れます。
システム環境設定>アクセシビリティの音声入力で「次のキーワードで音声入力を有効にする」にチェックを入れます。
デフォルトでは「コンピュータ」がキーワードとして登録されています。
コンピュータと話しかけるだけで、Fnキーを2回押さなくても、音声入力コマンドを実行出来るようになります。
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