Mac OS X Snow Leopard:ベンチマークテスト
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Primate Labs.のベンチマークソフト「Geekbench 2.1.3」を使用して、Mac OS X Snow Leopard環境のベンチマークを計測してみました。
テスト機は、MacBook Pro (Early 2008)/2.8GHz+4GBメモリ+500GBHDという環境で、実測値重視ということで、環境は普段使用している環境をベースにして、ゼロからインストールした環境で計測していません。
計測はMac OS X Leopard 10.5.8、Mac OS X Snow Leopard(カーネル 32bit)、Mac OS X Snow Leopard(カーネル 64bit)という3つの環境で、Geekbenchの、32-bit、64-bit、Rosettaの3つ計9個のベンチマークを計測してみました。
Mac OS X Snow Leopard(カーネル 64bit)環境で計測した値が速くはなっていますが、その差は誤差の範囲に入ってしまうほど小さい差でしかないようです。
次にSunSpider JavaScript Benchmarkを使用し、Mac OS X Leopard 10.5.8、Mac OS X Snow Leopard(カーネル 32bit)、Mac OS X Snow Leopard(カーネル 64bit)という3つの環境で、Safari、Safari(32ビット互換モード)で計測してみました。なお、Mac OS X Leopard環境でのSafariは32ビット版しかないため、64ビット版の計測は行なっていません。
Mac OS X Leopard 10.5.8の環境と、Mac OS X Snow Leopard(カーネル 64bit)でのSafari(64ビット)の性能差は、約1.6倍高速という結果が出ました。
また、64ビットアプリを動作させる場合、カーネル動作環境が64bitの方が速いという結果となりました。
最後に、MAXON Computerの3Dベンチマークソフト「CINEBENCH R10」を使用して、3Dベンチマークを計測してみました。
その結果約5%程度高速化されたという結果が出ました。
関連エントリー:Mac OS X Snow Leopard:Kernelは通常32bit起動で、起動時に「6」と「4」のキーを一緒に押さないと64bit起動しない