MacBook Pro (15-inch Early 2011)/Core i7/2.3GHz (Quad Core)/512GBSSDをチェック
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Appleが発売を開始した「MacBook Pro (15-inch Early 2011)/Core i7/2.2GHz (Quad Core)」をベースに、CPUを「2.3GHz Core i7」に、メモリを「8GB」に、HDドライブを「512GBSSD」に変更したフルスペックを購入しました。
システムは、Mac App StoreがDockに並んだMac OS X Snow Leopard 10.6.6で、初回起動時のアカウントのピクチャーアイコンセットが増えているような気がします。
さっそく、Geekbenchを使って、ベンチマークを計測してみました。
スコア値を見ると1.5%程度しか差が出ていません。
Geekbenchデータ
・MacBook Pro (15-inch Early 2011)/Core i7/2.3GHz (Quad Core)/512GBSSD
GPU回りのベンチデータとして、Xbenchを使って、グラフィック回りのみのベンチマークを計測してみました。
スコア値を見ると4%程度しか差が出ていません。
Xbenchデータ
・MacBook Pro (15-inch Early 2011)/Core i7/2.3GHz (Quad Core)/512GBSSD
システムプロファイラでSSDドライブをチェックしてみると、Intel 6 Seriesチップセットで、最大SATA 6Gb/sに対応していますが、SSDドライブはSATA 3Gb/sで接続されています。
ドライブ名は「APPLE SSD TS512C」とあり、実際の製品型番が確認出来ません。
実際に中を空けてSSDドライブを確認したところ、東芝の「THNSNC512GBSJ」でした。
このSSDドライブは、SATA 3Gb/s(Serial ATA Revision 2.6)対応ドライブで、MacBook Pro (Mid 2010) シリーズが採用していた「THNS512GG8BB」と比べて、転送性能を約1割りほど落とした製品です。
おそらく、STA 2.6仕様のため、ドライブ性能が頭打ちになっていると思われます。
SATA 6Gb/s(SATA3.0)対応ドライブとしては、シーゲイトの2.5インチHDドライブ「Constellation.2」(厚さ15mm)、IntelのSSDドライブ「Intel SSD 510」、Micron TechnologyのSSDドライブ「RealSSD C400」(Crucialブランド)などがあるので、これらSATA3.0対応SSDドライブを使用すると、かなりパフォーマンスが上がると推測されます。
MacBook Pro (Early 2011)シリーズでは、SSDドライブの場合、システムで、SSDのフラグメンテーション問題に対処する「Trim」コマンドがオンになっているようです。
搭載されていた4Gメモリ「SODIMM DDR3 PC3-10600 4GB」x2は、韓国HYNIX社製の「HMT351S6BFR8C」でした。
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