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MacBook (Retina 12-inch, Early 2015) をチェック

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MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)

MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)

Appleが発売を開始した「MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)」をチェックしてみました。

全体的な印象は、3月の「MacBook (Retina 12-inch, Early 2015) ハンズオン」レポートを読んで下さい。

Apple Store, Nagoya Sakaeでは、MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)/1.1GHzモデルが3色2台ずつ展示されていました。


USB-C充電ケーブルは、Apple 29W USB-C電源アダプタに対応したUSB Power Delivery仕様のケーブルです。

今までのMagSafeやUSB Aコネクタとは違い、かなりがっちり刺さり簡単には抜けません。

また、コネクタ自体がツルツルしているため、持って抜くのも簡単ではありません。


MacBook Air (13-inch, Early 2015)と並べてみました。

仕様寸法を比べた場合、MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)の方が、幅4.45cm、奥行き3.05cm小さくなっています。

ただ薄さに関しては、通常使用上の場合、あまり感じないと思います。

背面の高さは、MacBook Air (Early 2015)の方が0.39cm高いのですが、通常視界に入る手前部分は、逆に0.05cm薄いからです。


MacBook Air (13-inch, Early 2015)との重さの差は430gあり、iPad Air 2程度軽くなります。

MacBook Air (11-inch, Early 2015)との重さの差は160gあり、iPhone 6 Plus程度軽くなります。


USB-C充電を採用したことで、コネクタで充電状態を確認することが出来なくなりました。

その変わり、iPhone/iPadにLightningコネクタを挿す時のように、充電中であることを知らせるチャイムが鳴り、画面に一瞬だけ、緑のバッテリーアイコン充電割合が表示されます。(サポート情報

これは、スリープした状態だけでなく、画面を開いたシステム終了状態でも表示されます。(iOSデバイスの場合は起動します)


Apple 29W USB-C電源アダプタ

Apple 29W USB-C電源アダプタ

Apple 29W USB-C電源アダプタの仕様は、Model A1540、14.5V/2.0A(USB PD)or 5.2V/2.4Aとなっています。

USB Power Delivery (USB PD)機器に接続する場合と、それ以外の機器に接続する場合とで出力性能に違いがある仕様となっています。

(参照記事:MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)で外部バッテリー充電を試す(USB PD 仕様必要))


Retinaディスプレイ(2,304 x 1,440 pixel/144dpi)のため、スケーリング解像度表示に対応しています。

2,048 x 1,280 pixel/144dpi、2,560 x 1,600 pixel/144dpi、2,880 x 1800 pixel/144dpiの3つが選択出来ます。


MacBook Pro (13-inch, Early 2015)と同様に、感圧トラックパッドが採用されています。

ハードウェアの構造は異なりますが、トラックパッドから感じる触感はまったく同じです。


USB-Cポートしか装備されていないため、外付けドライブとして利用出来るターゲットディスクモードの利用は不可となっています。


新しくバタフライ構造を採用したキーボードは、キーが大きく、ピッチの感覚も狭くなっています。

ガラス面を叩いて入力するiPadのソフトウェアキーボードと比べてみても、キーの大きさやピッチが狭くなっていることが確認出来ます。

ただ、沈まないiPadのソフトウェアキーボードと比べ、実際に沈む方が打ちやすいと思います。


MacBook Air (13-inch, Early 2015)とMacBook (Retina 12-inch, Early 2015)とのキーピッチは19mmで同じでした。

キートップとキートップの間隔は、MacBook Air (13-inch, Early 2015)が約3mm、MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)が約1.2mmでした。

キートップの中心同士の距離であるキーピッチは変わりませんが、キートップ自体が大きいため、隙間が小さくなっています。


AirMac Extreme 802.11acにWi-Fi接続し、MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)のWi-Fi環境を調べてみたところ、転送レートは「867Mbps」と表示されました。

この事から、MacBook Air (Early 2015)と同じ、2本アンテナ仕様の2ストリーム対応となっていることが分かりました。


MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)は、ファンレス仕様となり、本体に納められている大部分はバッテリーとなっています。

背面側の中央液晶寄りの部分にマザーボードがあり、その辺りが熱くなります。


シンワの放射温度計で計測してみると「35.2度」と表示されました。

ファンレス仕様であることを考慮し、なるべく温度が高くならないように、OS X Yosemiteが、CPUアイドル調整を細かく行なっているようです。


NVMExpress

NVMExpress

システム情報を見てみると、MacBook (Retina 12-inch, Early 2015)は、フラッシュストレージ接続に「NVM Express」を採用していることが確認出来ます。

リンク幅はx4、リンク速度は5.0GT/sとなっていますが、ストレージのベンチマーク速度は、MacBook Air (Early 2015)や、MacBook Pro (13-inch, Early 2015)に採用されているSamsung製ほどの性能は無く、SanDisk製程度しかないことから、ストレージ製造メーカーによる影響が高そうです。


USB 3.0 Hi-Speed バス

USB 3.0 Hi-Speed バス

USBを見てみると「USB 3.0 Hi-Speed バス」と表示されます。

Appleの製品サイトを見ると「USB 3.1 Gen 1(最大5Gbps)」と表記されています。

USB 3.1の場合、転送速度最大10Gbpsですが、転送性能はUSB 3.0のままで、Apple 29W USB-C電源アダプタを使用した「USB Power Delivery」(Rev 2.0 part of USB 3.1)のUSB給電に合わせるための仕様だと考えられます。


バッテリーは、製品仕様として、39.7Whリチウムポリマーバッテリー内蔵と表記されています。

システム情報を見ると、バッテリー容量は5,249mAhだと表示されす。


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