iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)をチェック
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Apple Storeが、第6世代Intel Coreプロセッサ(Skylake)を採用した「iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)」の展示および販売を開始したのでチェックしてきました。
今回から、27インチモデルは、5KのRetinaディスプレイ搭載モデルだけになりました。
メモリは最大32GB、3TB Fusion Drive、1TBフラッシュストレージなどを選択出来ます。
従来通り、スケーリング解像度も利用可能で、3200 × 1800 ピクセル〜6400 × 3600 ピクセル表示が可能です。
5KのRetinaディスプレイは「DCI-P3」色域をサポートするようになりました。
筐体デザインなどは従来と同じです。
背面ポートは、iMac (Retina 4K, 21.5-inch, Late 2015)、iMac (21.5-inch, Late 2015)と共通で、ヘッドフォン、SDXCカードスロット、USB 3 x4個、Thunderbolt 2 x 2個、ギガビットEthernetとなっています。
ユーザーによるメモリ増設も可能です。
Lightningコネクタ充電式の内蔵バッテリーを採用した「Magic Keyboard」「Magic Mouse 2」が標準同梱されています。
追加料金を支払うことで「Magic Trackpad 2」も選ぶことが出来ます。
メモリの仕様が、1,600MHz DDR3 SO-DIMMから1,867MHz DDR3 SDRAMに変更されているため、旧モデルのiMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)、iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)のメモリを流用することは出来ません。
なお、OWCによると、16GB x4個による64GB増設も可能だそうです。
Fusion Driveは、1TB Fusion Driveの場合24GBSSD、2TB Fusion Driveまたは3TB Fusion Driveの場合128GBSSDというサイズが異なる仕様となっています。
また、SSDドライブの接続方法も異なっています。
1TB Fusion Driveの場合、Apple製の24GB SSDが採用されていて、NVM Express 1.0準拠のPCI Express Gen.2 x4接続(PCI x4、リンク速度5.0GT/s)で接続されています。
1TB Fusion DriveのHDDは、Seagate Desktop HDD ST1000DM003(7200rpm)が採用されていました。
Intel 10 Series ChipsetにSATA 2.6の3ギガビットで接続されていました。
ドライブ自体はSATA 3.0準拠のため、リンク速度に制限がかけられているようです。
2TB Fusion Driveの場合、サムスン製の128GB SSDが採用されていて、Serial ATA Express準拠のPCI Express Gen.3 x4接続(PCI x4、リンク速度8.0GT/s)で接続されています。
2TB Fusion DriveのHDDは、Seagate Barracuda ST2000DM001(7200rpm)が採用されていました。
Intel 10 Series ChipsetにSATA 3.0の6ギガビットで接続されていまいた。
このことから、Fusion Driveは、1TBモデルと2TB以上のモデルとでは、性能差があると考えられます。
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