iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)をチェック
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Appleが発売を開始した第10世代Intel Coreプロセッサを搭載した「iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)」をチェックしてみました。
CTOで、4Kモデルは、プロセッサ、最大32GBメモリ、Radeon Pro Vega 20、SSDストレージが選べ、5Kモデルは、プロセッサ、最大64GBメモリ、Radeon Pro Vega 48、SSDストレージが選べます。
筐体デザインは「iMac (2017)」と変わっておらず、CPUやGPUが強化されたモデルとなります。
背面ポートは、従来と同じ3.5mmヘッドフォンジャック、SDXCカードスロット、USB 3ポート x 4、Thunderbolt 3ポートx2、ギガビットEthernetポートが装備されています。
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)は、引き続きユーザーによるメモリ増設が可能です。
最大128GBまでメモリ増設が可能です。
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)のCTOは64GBまででしたが、実際には128GBまで増設可能でした。
iMac Pro (2017)と同じ「1080p FaceTime HDカメラ」に変わりました。
Work From Home業務が増える環境下で、FaceTime HDカメラが720p解像度から1080p解像度にアップしたのは嬉しい仕様だと思います。
マイクが1つ増え3マイク仕様となっています。
Retinaディスプレイの「スケーリング解像度」も引き続き使用出来ます。
5Kのスケーリング解像度は、デフォルト疑似解像度:2560×1440、最小疑似解像度:1600 x 900、最大疑似解像度:3200 x 1800です。
また環境光の状況が異なっても色が一貫して表示されるように自動調整する「True Tone」が使用できます。
システム情報でGPUを確認したところ、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)は、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)の場合のPCIeレーン幅x16ではなく、iMac (Retina 4K, 21.5-inch, 2019)と同じPCIeレーン幅x8で接続されていました。
AMD Radeon Pro 5300(4GB)の場合は、この仕様なのかもしれません。
搭載されているメモリ仕様は「DDR4 SO-DIMM 2667MHz」で、SKハイニックス製した。
これはiMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)と同じ仕様となります。
搭載ストレージは、NVM Express接続(リンク幅x4 リンク速度8.0 GT/s)の「APPLE SSD AP0256N」でした。
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)、MacBook Pro (16-inch, 2019)、MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 Ports)と同じストレージ仕様となります。
Apple T2 Securityチップが搭載され、セキュアブート機能と暗号化ストレージ機能の基盤となるSecure Enclaveコプロセッサが組み込まれました。
1080p FaceTime HDカメラ、顔検出、「Hey Siri」といったパワフルな機能が使えるようになり、スピーカーの低音域のレスポンス向上、HEVCビデオのトランスコードが一世代前のモデルと比べて最大2倍速くななるなどの恩恵が受けられます。
Apple T2ファームウェアは「17P6604」で最新バージョンでした。
Thunderbolt 3コントローラーも新しくなり、ファームウェア Ver.58.2、リンクコントローラー Ver.1.42.0となっています。
AMD Radeon Pro 5300(4GB)の場合、1台の「Pro Display XDR」接続が可能となります。
オーディオサンプリングレートは、MacBook Pro (16-inch, 2019)以降のMacBook Air/Proが映像業界の音の標準の「48,000Hz (48kHz)」に変更されたのに対して、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2020)は「44,100Hz (44,1kHz)」のままで変わっていませんでした。
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