AppleのM1チップを搭載したMacBook Air「MacBook Air (M1, 2020)」をチェック
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Appleが販売を開始した、Apple製チップ「M1」を搭載したMacBook Air「MacBook Air (M1, 2020)」をチェックしてみました。
MacBook Air (M1, 2020)/M1/8GB/256GB/GPU 7 Core構成となります。
CTOで、16GBメモリ、2TBSSDが選択できます。
Thunderbolt 3/USB 4ポートを搭載し、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しています。
49.9Whリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、Apple 30W USB-C電源アダプタが付属します。
付属する電源アダプタ出力の関係上、従来と同じくUSB-C電源ポートはサポートされていません。
右側側面には、従来と同じ3.5mmヘッドフォンジャックが装備されています。
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)とは異なり、MacBook (Retina, 12-inch, 2017)の仕様と同じ空冷ファンが非搭載となっています。
Retinaディスプレイは、IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、2,560 x 1,600ピクセル標準解像度、227ppiで、MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)と同じ仕様ですが、今回から広色域(P3)がサポートされるようになりました。
これまで「F4:Launchpad」「F5:輝度下げ」「F6:輝度上げ」だったのが「F4:Spotlight」「F5:音声入力」「F6:おやすみモード」に変更されています。
この仕様変更のため、輝度調整はコントロールセンターから行うことになります。
fnキーに入力ソースアイコンが追加されています。
このキーを押すと「ひらがな」「ABC」の切り替えが行えます。
これは、システム環境設定のキーボード>入力ソースにある入力モードのチェック項目と連動するM1チップ搭載Mac特有の機能となります。
システム情報で確認したところ、機種IDはMacBook Air10,1、M1チップは8コアでパフォーマンスコア4、効率性コア4、システムファームウェアのバージョンは6723.50.2となっていました。
なお、M1チップは、メインが高効率コアで動作し、高い負荷がかかりさらに性能が必要になった場合に高性能コアに変わる仕組みとなっています。
MacBook Air (M1, 2020)には、GPUコアが7コアと8コアの2種類が販売されています。
店頭販売モデルの場合、256GBモデルがGPU 7 Core、512GBモデルがGPU 8 Coreとなります。
256GBSSDは、Apple SSD AP0256Qが搭載されています。
これまでのようなリンク幅、リンク速度の表示がされなくなりました。
また、ボリュームのEFI表示ではなくなり、disk表示に統一されるようになっています。
AJA System Test 15(Rosetta 2)を使用してストレージ性能を計測してみたところ、MacBook Air (M1, 2020)/M1/8GB/256GB/GPU 7 Coreのドライブ性能は、Write 1709MB/s、Read 2771MB/sという性能が出てました。
ネイティブ環境での計測値ではありませんが、これまでのMacBook Airの中で速い結果となっています。