Appleが、デベロッパー向けにMacBook Pro (14-inch, 2021)、MacBook Pro (16-inch, 2021)のFaceTime HDカメラのアクティブエリアについての説明を公開しています。

アプリケーションがフルスクリーン表示を行い、デフォルトのシステムメニューを使用する場合は、macOS Montereyがカメラ周辺の領域を自動的に考慮してくれます。

アプリケーションがカスタムのフルスクリーン表示を行う場合や、メニューバーの上にコンテンツを描画する場合は、いくつかの調整が必要になることがあります。

フルスクリーン構成のときに、アプリが互換モードでの実行を好むかどうかを示すブール値「NSPrefersDisplaySafeAreaCompatibilityMode」が用意されています。

画面ベゼルにカメラハウジングを備えたMacでは、システムは互換モードを提供して、アプリがハウジングが占める領域に意図せずにコンテンツを配置するのを防ぎます。

このモードがアクティブな場合、システムはディスプレイのアクティブ領域を変更して、カメラハウジングを回避します。

新しいアクティブエリアにより、アプリのコンテンツが常に表示され、カメラハウジングによって隠されないようになります。

システムは、この互換モードを必要とするアプリが現在のデスクトップスペースで実行されている間のみ、この互換モードをアクティブにします。