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Mac Studio (2023) をチェック

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Mac Studio (2023)

Mac Studio (2023)

Appleが、2023年6月13日から販売を開始した新型Mac「Mac Studio (2023)」をチェックしてみました。

Apple M2 MaxチップまたはApple M2 Ultraチップが搭載されています。

幅と奥行き高さはMac Studio (2023)と同じで、19.7 cm x 19.7 cm x 9.5 cmとなります。


Mac Studio (2023):前面

Mac Studio (2023):前面

Mac Studio (2023)の前面には、SDXCカードスロット(UHS‑II)が装備されています。

また、M2 MaxモデルはUSB 3.1 Gen 2仕様のUSB-Cポート(最大10Gb/s) x 2、M2 UltraモデルはThunderbolt 4/USB 4(最大40Gb/s)ポート x 2が装備されています。


Mac Studio (2023):背面

Mac Studio (2023):背面

Mac Studio (2023)の背面には、Thunderbolt 4/USB 4(最大40Gb/s)ポート x 4、10Gb Ethernet RJ45ポート、3Pタイプの電源コネクタ、USB-A(最大5Gb/s)ポート x 2、HDMI 2.1ポート、3.5mmヘッドフォンジャック、電源ボタンが装備されています。

Mac Studio (2022)と背面ポートとほぼ変わってはいませんが、HDMIポートは、HDMI 2.0仕様からHDMI 2.1仕様に変更されています。

これによりHDMI経由で1台の4Kディスプレイ(4K解像度、60Hz、10億色以上)に対応だったのが、HDMI経由で8K解像度、60Hzまたは4K解像度、最大240Hzのディスプレイ1台対応となっています。

また、M2 Ultraでは、HDMI 2.1ポートで、可変リフレッシュレート(VRR)、HDR、マルチチャンネルオーディオにも対応しています。


Mac Studio (2023):底面

Mac Studio (2023):底面

Mac Studio (2023)の底面には、排熱システム用の空気を取り込むパンチングホールが、背面カバーの回りに円を描くようにデザインされています。

また、セキュリティスロットが1つ用意されています。

Mac Studio (2023)の最大消費電力(連続使用時)は370Wで、Mac Studio (2022)と変わっていません。


Mac Studio (2023)とApple Studio Display

Mac Studio (2023)とApple Studio Display

27インチ5Kディスプレイの傾きを調整できるスタンド搭載モデル「Apple Studio Display」のディスプレイ下にMac Studio (2023)を配置してみました。

Apple Studio Displayのディスプレイ底面に当たることがない、余裕を持った高さで設計されているようです。


Mac Studio (2023):カードリーダー仕様

Mac Studio (2023):カードリーダー仕様

システム情報でMac Studio (2023)のカードリーダー仕様を確認したところ、リンク幅 x63と表示され、リンク速度表記がされなくなっています。

おそらくMac Studio (2022)と同じ、リンク速度5GT/s(500MB/s)だと思いますが、正確に確認できていません。


Mac Studio (2023):Broadcom BCM4388

Mac Studio (2023):Broadcom BCM4388

システム情報でMac Studio (2023)のWi-Fi/Bluetooth SoCを確認したところ、以前の「Broadcom BCM4387」から、Mac mini (2023)などと同じ「Broadcom BCM4388」へと新しくなっていました。

これは、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.0対応の「Broadcom BCM4389」の別版で、Bluetooth 5.3対応チップセットになります。


Mac Studio (2023):Apple AQC113

Mac Studio (2023):Apple AQC113

システム情報でMac Studio (2023)の10Gb Ethernetコントローラーを確認したところ、Marvell製のApple専用PCIe接続「Apple AQC113」コントローラが継続採用されていました。

Apple Studio Displayがネットワーク接続用ダウンストリームUSB-Cポートを装備しているため、Apple Studio Displayが Ethernetデバイスとして認識されていました。


Mac Studio (2022):APPLE SSD AP2048R

Mac Studio (2023):APPLE SSD AP0512Z

Mac Studio (2023)/M2 Max/12Core CPU/30CoreGPU/32GB/512GB SSDモデルのSSDは、MacBook Air (M2, 2022)/M2/512GBSSDモデルの512GB SSDと同じ「APPLE SSD AP0512Z」が搭載されていました。

同じSSDでも、M2とM2 Maxとではパフォーマンスに差が出るようです。


Mac Studio (2023):USB

Mac Studio (2023):USB

システム情報でMac Studio (2023)/M2 MaxモデルのUSB仕様を確認したところ、M2 MaxのThunderbolt 4コントローラに加えて、前面のUSB 3.1 Gen 2仕様のUSB-Cポート(最大10Gb/s) x 2、背面のUSB-A(最大5Gb/s)ポート x 2用に、ASMedia TechnologyのUSBホストコントローラー「ASMedia ASM3142」が使用されていました。

これはMac Studio (2022)/M1 Maxモデルと変わっていないようです。


AJA System Test 16

AJA System Test 16

AJA System Test 16を使用してストレージ性能を計測してみたところ、Mac Studio (2023)/M2 Max/12Core CPU/30CoreGPU/32GB/512GB SSDのドライブ性能は「Write 4114MB/s、Read 2706MB/s」という性能が出てました。

搭載されているSSDはAPPLE SSD AP0512Zで、Mac Studio (2022)/M1 Max/64GB/2TB SSDの2TB SSD「APPLE SSD AP2048R」性能「Write:4560MB/s、Read:5335MB/s」と比較すると、Read性能は低いようです。


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