AirMac Extreme 802.11ac(AirMac Time Capsule 802.11ac)をチェック
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Appleが発売を開始した「AirMac Extreme 802.11ac」をチェックしました。
AirMac Time Capsule 802.11acとの違いは、ストレージの有無です。
底面側の大きさはApple TV (3rd generation)と同じで、Apple TV (3rd generation)を約7個積み重ねた大きさになります。
iPhone 5を並べ見ると、結構上に長いことが分かります。
Appleは、背の高い形状にして、アンテナを最上部に配置することで、信号を分散するためのプラットフォームの位置をより高くすることができたと説明していますので、アンテナ性能のためにこうした形状になったと考えられます。
背面には、ギガビットEthernet WANポート、ギガビットEthernet LANポート x 3、USB 2.0ポート、内蔵電源コネクタが装備されています。
なぜ、ここにきてUSB 3.0じゃなくてUSB 2.0なのかは不明です。
底面側に排気口が用意されています。
上には排気口が無いため、底面にファンが入っているように思うのですが、開けられないので詳細は不明です。
パッケージ時に底面を保護するシールが貼られています。
なお、同梱されているのは電源ケーブルのみです。
AirMac Extreme 802.11acの電源を入れ、有線LAN環境に設置すると、AirMac Utility for Macが起動し、AirMac Extreme 802.11acのネットワーク設定画面が表示されます。
AirMac Base Station and Time Capsule Firmware Updateで新しいファームウェアがある場合、ファームウェアアップデートが行われます。
基本的に従来のAirMac ExtremeベースステーションやTime Capsuleと変更はなく、ワイヤレスオプションに5GHz帯ネットワークを作成する場合は手動で行う必要があります。
ワイヤレスセキュリティもWPA/WPA2から、WPA2パーソナルなどへ暗号化レベルを変更した方が良いと思います。
フレッツ光100Mの環境で、MacBook Pro (15-inch Late 2011)のIEEE 802.11nのを使用し、BNR スピードテストで、Time Capsule (Late 2009)とダウンロード速度を比較してみました。
IEEE 802.11nの450Mbit/sリンク速度環境の場合、従来製品との差はわずかしか出ませんでした。
AirMac Extreme 802.11acの性能を発揮するには、IEEE 802.11acに対応したMacやiOSデバイスが必要になります。
また、外部インターネット速度も、200Mbps〜1Gbpsといった高速回線環境が無いと性能を発揮するのは難しいかもしれません。