ソフトバンクモバイルのIEEE 802.11acとキャリアアグリゲーションに対応したモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi SoftBank 303ZT」を試す
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ソフトバンクモバイルの、IEEE 802.11acや、キャリアアグリゲーションに対応し、下り最大165Mbpsの超高速通信を実現するモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 303ZT」を試してみました。
iPhone 6、iPhone 6 Plus、MacBook Air (Mid 2013)、MacBook Air (Early 2014)、MacBook Pro (Retina, Late 2013)、MacBook Pro (Retina, Mid 2014)など、IEEE 802.11ac対応製品が増えてきています。
LAN側でIEEE 802.11acに本体対応しているモバイルWi-Fiルーターとしては、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+モバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」と、NECアクセステクニカのSIMフリーLTEモバイルルータ「AtermMR03LN」の2つがありますが、3大キャリアとしては初のIEEE 802.11 ac対応モバイルルーターになります。
iPhone 5sほどの大きさがあり、もはや「Pocket」とは呼べないんじゃないかと思います。
5GHz帯の利用は、他の機種同様にデフォルトではオンになっておらず、Wi-Fi接続設定で変更する必要があります。
切り替え時に、気象レーダーなどとの干渉が無いか確認する(1分ほどかかる)チェック機能が働きます。
なお、屋外で5GHz帯を使用するためにDFS(Dynamic Frequency Selection)機能に対応しています。
Pocket WiFi 303ZTでは、5GHz帯を利用する場合、ソフトバンクWi-Fiスポットなどの公衆無線LANへの接続は、2.4GHz帯となり、同時に5GHz帯を利用することが出来ない仕様となっています。
OoklaのiPhoneアプリ「Speedtest.net Mobile Speed Test」を使用したインターネット速度を計測してみました。
まず始めに、iPhone 6単体で、LTE回線接続で計測してみました。
結果は「下り12.73Mbps/上り2.70Mbps」でした。
最初は、下り最大110Mbpsで、タッチパネル搭載モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi 301HW」で計測してみました。
iPhone 6を接続して計測した結果は「下り6.51Mbps/上り4.15Mbps」でした。
次に、NECアクセステクニカのSIMフリーLTEモバイルルータ「AtermMR03LN」で、5GHz帯をオンにして計測してみました。
iPhone 6を接続して計測した結果は「下り5.93Mbps/上り1.20Mbps」でした。
最後に、「Pocket WiFi 303ZT」で、5GHz帯をオンにして計測してみました。
iPhone 6を接続して計測した結果は「下り15.50Mbps/上り7.21Mbps」でした。
Macの場合、MacBook Air (Mid 2013)以降、MacBook Pro (Retina, Late 2013)以降で、IEEE 802.11acに対応していますが、micro-USBケーブルを使用して接続すると、USBモデムとしても利用出来ます。
USENスピードテストを行ってみた結果は「15.849Mbps」という結果でした。
SafariからWEB UI設定にアクセスすると、端末から行なえる設定以上の高度な設定変更を行う事が出来ます。
詳細設定にある「Wi-Fi送信出力」設定は、デフォルトでは「最小」となっていて、これを「通常」または「最大」に変更することなどが出来ます。