NTTドコモ「L-02A」を試す
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
Intel Macに対応したNTTドコモのHSDPA対応USB端末「L-02A」を導入してみました。
ドコモショップで端末の価格を確認したところ、新規契約で10,170円でした。
端末は、LG Electronics製で、ベルベット素材を利用した専用の袋などが付属しています。
その他の付属品として、マニュアルやドライバ類が収録されたCD-ROMなどの他に、クリップ式の固定用フォルダと、USB延長ケーブルが付属してます。
この固定用フォルダとUSB延長ケーブルは試供品という扱いで、保証対象外になってます。
同梱品なのに、試供品と明記することで、保証対象外扱いにしてしまう発想には驚きました。
SIMカードは、本体横のSIMスロットに装着する仕組みです。
契約プランは、2年縛りの「定額データプランHIGH-SPEEDバリュー」に「定額データ割」を加えました。
これで、毎月3,465円〜5,985円になります。なお、新規申込みの手数料3,150円が別途引き落としされます。
イー・モバイルとは違い、定額対応プロバイダとの契約が別途必要で、そのためにドコモは、定額データ通信サービスに対応するプロバイダサービス「mopera U」のサービスを月額840円で提供しています。
この料金を加えると、毎月の利用料金は、4,305円〜6,825円という事になります。
さらに、月額315円で、N700系の無線LANサービスや、ドコモ公衆無線LANサービスMzoneなどが利用できる「U「公衆無線LAN」コース」をオプション追加しました。
イー・モバイルの料金プランは、初回時に契約事務手数料2,835円が引き落としされ、2年縛りの「年とく割新にねん」で契約すると、毎月の利用料金は、1,000円〜4,980円となります。
イー・モバイルのサービスエリアに不満がなければ、料金が安いイー・モバイルを選択するのがベストかもしれません。
ドコモの場合「FOMAハイスピードエリア」が利用可能な場所は、人口カバー率100%という特長があり、利用シーンに合わせて考えると良いと思います。
L-02AをMacに接続すると、デスクトップにイメージがマウントされ、その中にあるL-02A接続ソフトを使って、ドライバと通信設定ファイルをインストールします。
インストールが終わったら、一旦Macから外し、次に、定額データプランにて定額料金でデータ通信を行うために必要な定額データプラン接続ソフト「ドコモ コネクションマネージャ」をインストールします。
再びL-02AをMacに接続してから、ドコモ コネクションマネージャを起動し、設定アシスタントを使用して、契約プランの設定を行ないます。
L-02A端末は、デフォルトで従量制に設定されているため、この設定アシスタントを利用してプランを変更しないと、契約プラン以上の料金が発生する場合があるので、必ず設定する必要があるみたいです。
次に、定額対応プロバイダへの接続設定を行ないます。基本は、mopera Uへの接続設定ですが、他の対応プロバイダの設定も行なえます。
mopera Uへの接続の場合は、ユーザIDやパスワードを空欄にしても構いません。
設定が完了したら、ドコモ コネクションマネージャのタブでパケット(定額)を選択し、接続するのボタンを押します。
誤ってパケット(従量)を使用しないように、環境設定から、パケット(従量)を外した方が良いと思います。
ドコモ コネクションマネージャを使用せず、Mac OS Xのモデムメニューからダイアルアップする事も出来るのですが、その場合、ドコモ コネクションマネージャ以外を使用してダイアルアップしようとしてることが検知され、アラートが表示されます。
最後に、「speed.rbbtoday.com」を使ったベンチマーク計測結果を紹介します。比較対象機種は、イー・モバイルのUSBモデム「D21HW」です。
下りの速度は、3Mbps前後であまり変わりはありませんが、上りの速度は、D21HWの方が約3倍速い感じです。
実際のSafariの表示速度を見ると、L-02Aの方は、mopera U側がコントロールしているためか、先にテキストが流し込まれて、後から画像が表示される感じなのに対して、D21HWの方は、上から下へと表示される感じで、そのため、D21HWの方が速く感じます。