Ignition Design Labsの混雑した都市のWi-Fi環境に革命をもたらす世界初のWi-Fiルーター「Portal 1」を試す
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インクシス・ジャパンが販売する、Ignition Design Labsの混雑した都市のWi-Fi環境に革命をもたらす世界初のWi-Fiルーター「Portal 1」を試してみました。
都市部のオフィスなど、混雑したWi-Fiを回避し快適な通信環境を実現するWi-Fi高機能化モジュールです。
パッケージには、無線LANルーター本体、スタンド、ACアダプター、LANケーブル(約1m) 、各種マニュアル、CD-ROM、かんたんセットアップシート、トレンドマイクロライセンスシートなどが同梱されています。
本体は、4x4アンテナ仕様の無線LANルーターとしては大型で、平型デザインとなっています。
接続ポートは、WAN Gigabit Ethernetポート、LAN Gigabit Ethernetポート x4、USB 2.0ポート x2、電源DCジャックとシンプルな仕様です。
基本的に、本体に電源アダプタを接続し、LANケーブルでインターネット回線ルーターに接続するだけで設定は完了します。
2.4GHz帯送受信3本(IEEE802.11n:最大600Mbps)、5GHz帯送受信4本(IEEE802.11ac:最大1733Mbps)に加え、さらに監視アンテナ2本で、合計9本の高性能アンテナが内蔵されています。
Portal 1へのWi-Fiアクセスポイントおよびパスワードは本体底面に記載されています。
本体内セットアップアクセス先も背面に記載されているため、実導入する場合は、ログイン後、これらを別名およびパスワード変更した方が良いです。
iPhoneアプリ「Portal WiFi Router」を使用することで、セットアップ、セキュアなゲストネットワークのダイナミック設定、リアルタイムの通知およびリモート管理が行えます。
Portal 1に接続されたパソコンからiPhoneへのファイル転送が簡単に行える「Portal by Pushbullet」も利用可能です。
Portal 1は事前にFacebookやメールで登録してもらえば、プッシュ通知でセキュアなゲストネットワークのダイナミ ック設定ができます。
Portalはランダムな SSIDと認証を使用して自動的にゲストのネットワークを作成します。
ゲストがネットワークの範囲外 に出ると、ゲストのネットワークと認証は削除されます。
IEEE802.11ac 3ストリーム(3本アンテナ)に対応したMacBook Pro (15-inch, 2016)で、Portal 1のIEEE802.11ac SSIDに接続し、接続環境を見てみたところ、転送レート:1300Mbps、DFS検証された116チャンネル(W56)で接続されていることが確認できます。
気象レーダーの周波数を感知して干渉しないようにする「DFS」を搭載することで「W53」(4チャンネル)「W56」(11チャンネル)へのチャンネル切り替えに「1分間の待ち時間を必要とせず瞬時に切り替わる」という「FastLanes」技術が採用されています。
日本のIEEE802.11ac対応屋内ルーターもW53/W56に対応していますが、Portal 1はW56(100/104/108/112/116/120/124/128/132/136/140ch)を積極的に使用します。
電波状態を可視化することができる「WiFi Explorer」でチェックしてみました。
SSIDが20個以上見えている状況で、2.4GHz帯は1、6、11チャンネルが飽和状態にあることが確認できます。
また、5GHz帯は5つのSSIDが使用しているのですが、Portal 1を除きW52/W53しか使用していないことが分かり、Portal 1が使用するW56は独占状態なのが確認出来ます。
一般家庭の場合、居住者数が多い大型マンションのユーザーなどに効果が見込めます。
また、オフィス街で無線LANチャンネルが多数見えている場所なのでも効果が見込めます。
なお、今回撮影に協力してくれたコワーキングスペース「ベースキャンプ名古屋」にPortal 1を常設してもらいましたので、実機と性能を確認したい方は寄ってみると良いと思います。