バッファローのIEEE802.11ac規格に対応した2x2アンテナ無線LAN中継機「WEX-1166DHPS」を試す
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バッファローが販売する無線LAN中継機「WEX-1166DHPS」を試してみました。
IEEE802.11ac(5GH帯)に対応し、アンテナ2本(2本送信、2本受信)で最大866Mbpsのデータ転送速度(規格値)に対応しています。
親機のWi-Fiルーター情報(SSID/KEY)をそのまま引き継ぐため、新たに設定し直す必要はありません。
サイズは、幅65mm、高さ95mm、奥行40mmとなります。
iPhone Xと比べてた場合、幅は同じ感じで、高さが3分の2程度となります。
重さは約138gで、最大消費電力は7.1Wとなります。
コンセント一体型のため、壁面コンセントに挿して使用します。
親機はIEEE802.11ac規格に対応した4x4アンテナ搭載無線LANルーター「WSR-2533DHP」を使用します。
バックボーンは、フレッツ 光ネクスト・マンションタイプで、最大通信速度は100Mbpsとなります。
セットアップはとても簡単で、取扱説明書「無線LAN中継機 WEX-1166DHPS 初期設定ガイド」で説明されている手順通りに、親機の近くにあるコンセントに接続し、約1分後、POWERランプが緑色に、親機接続ランプが橙色に点灯していることを確認します。
WPSボタンを約2秒以上押し、次に親機のAOSS/WPSボタンを押します。
約2分ほど待ち、接続設定が完了したら、側面の電源ボタンを押して、一旦電源をオフにします。
電波強度を上げたい場所の壁面コンセントにWEX-1166DHPSを接続します。
親機と本製品の通信状態は親機接続ランプ「緑」が点灯していれば「通信状態は良好」、ゆっくり点滅していれば「通信状態がやや悪い」、速く点滅していれば「通信状態がかなり悪い」ことを示します。
点滅している場合、もう少し親機に近い場所へ移動する必要があります。
IEEE802.11ac対応の3本アンテナ(最大値1300Mbps)を搭載したMacBook Pro (15-inch, Late 2016)で「RBB SPEED TEST」を使用して速度チェックを行ってみました。
親機であるWSR-2533DHPの直ぐそばで測定した結果は「下り57.3Mbps、上り74.9Mbps」で、転送レートは「1300Mbps」でした。
次に親機であるWSR-2533DHPから約7.5m離れた角部屋で測定した結果は「下り31.7Mbps、上り76.6Mbps」で、転送レートは「264Mbps」でした。
下り速度は約45%低下し、転送レートは約5分の1にまで低下しました。
親機であるWSR-2533DHPから約7.5m離れた角部屋にWEX-1166DHPSを設置して測定した結果は「下り54Mbps、上り82.8Mbps」で、転送レートは「867Mbps」でした。
下り、上り速度共に回復した形になります。