ネットワーク

Shinkansen Free Wi-FiはIEEE802.11ac接続対応で最大通信速度は173.4Mbps(20MHz)仕様

※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

Shinkansen Free Wi-Fi

Shinkansen Free Wi-Fi

東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線の一部列車に導入されている「Shinkansen Free Wi-Fi」に接続し、Wi-Fi仕様をチェックしてみました。

JR西日本所有車両のネットワークはワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が運営し、JR東海、JR九州所有車両のネットワークはエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTT BP)が運営しています。


WiFi Explorer

WiFi Explorer

Mac用ネットワークユーティリティ「WiFi Explorer」を使用して、名古屋駅に停車した新幹線の複数車両でネットワーク仕様を確認してみたところ、IEEE 802.11ac接続でしたが、帯域幅は20MHzで最大通信速度は173.4Mbps(20MHz)仕様(2.4GHz帯は144.4Mbps)だったため、IEEE 802.11nの2x2 MIMOで運用されているようです。

Wi2はKDDI回線を使用し、NTT BPはNTTドコモ回線を使用といった機材の違いがあるようですが、Wi-Fi仕様に違いはありませんでした。


インターネット速度テスト

インターネット速度テスト

インターネット速度計測をしたところ「ダウンロード:5.47Mbps、アップロード:6.27Mbps」程度の速度で、インターネットの速度としては低速ですが、東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700A・N700系に導入されている従来の2Mbps制限が掛けられている「公衆無線LANサービス」よりは速く、複数接続状況でも接続可能な状態のため、かなり使い勝手が向上していると思います。


Shinkansen Free Wi-Fiの制限

Shinkansen Free Wi-Fiの制限

なお、Shinkansen Free Wi-Fiは、大容量のデータ通信を必要とするOS(iOS/Android/Windows等)更新時並びに各種アプリのGoogle Play及びApp Store等からのダウンロード(更新を含みます)時の通信速度の上限が128kbpsに設定されるようになっています。


関連記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

新着記事