日本で、最大通信速度46Gbpsの「IEEE 802.11be」(Wi-Fi 7)が利用可能に
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総務省が、令和5年総務省令第95号として「電波法施行規則等の一部を改正する省令」を公開し、最大通信速度(理論値)46Gbpsの「IEEE 802.11be」(Wi-Fi 7)が利用可能になりました。
1チャネルあたりの占有周波数帯幅の広帯域化、変調方式の多値化等による高速化に加えて、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の異なる周波数帯にまたがって柔軟にデータを伝送する技術などの見直しにより、より確実で高速な通信を確立し、周波数利用の効率化を実現することを目指すとしています。
6GHz帯のみ320MHz幅が利用可能になり、マルチリンク機能を3リンク(320MHz×1、160MHz×2)と想定し、チャネル帯域幅と変調多値数の効果を合わせた場合、802.11ax(Wi-Fi 6、6E)の約4.8倍の伝送レート46Gbpsを達成できるとしています。
Wi-Fi 7に対応した無線ルーターとしては、TP-LinkからトライバンドメッシュWi-Fi 7ルーター「Deco BE85」が発売されています。
12ストリーム 22GbpsトライバンドWiFi無線ルーターで、2つの10Gbps対応WAN/LANポート(ファイバー+イーサネット)と、2つの2.5Gbpsポートを備え、高速スループットを維持します。