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プラネックスコミュニケーションズのバッテリー内蔵無線LANルーター「CQW-MRB」を試す

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CQW-MRB

CQW-MRB

プラネックスコミュニケーションズが販売する、各社モバイル通信端末に対応した、バッテリー内蔵無線LANルーター「CQW-MRB」を試してみました。

最新のファームウェアを適用することで、NTTドコモの通信端末「L-05A」、携帯電話「L-06A」、イーモバイルの「D31HW」、「D21LC」などの最新端末に対応しています。


本体以外に入っているのは、ACアダプター(ミニUSBコネクタオス 5pin)、LANケーブル、バッテリー(3.7V 1,880mAh 6.9Wh)、ケース、マニュアルなどです。

特に興味を引いたのは、ACアダプターの先が、ミニUSBコネクタオス (5pin)仕様だという点で、製品説明書には書かれていませんが、ひょっとしてUSB充電も可能かも?と少し期待しました。


本体背面にバッテリーを装着してみました。

本体の約半分は、このバッテリーが占有すると思って間違いないと思います。


CQW-MRBとiPhone 3GSを並べて、大きさを比較してみました。

高さはiPhone 3GSの方があり、横幅はCQW-MRBの方があります。厚みもCQW-MRBの方があります。

重さは約120g(バッテリー含む)で、iPhone 3GS(135g)より軽いです。


本体の左側面には、LAN/WAN切り替えスイッチ、ステルスモードで利用出来るWPSスイッチ、電源ボタンが配置されています。


本体の右側面には、イーサネット端子と、DC5V仕様のミニUSBコネクタオス (5pin)が用意されています。

ここに、MacintoshのUSBポートに接続したミニUSBコネクタオス (5pin)を接続したところ、本体が充電状態を示すオレンジ色のランプが点灯しました。

メーカー保証外になるとは思いますが、USB経由による充電も可能のようです。


CQW-MRBのUSBコネクターに、NTTドコモのL-05Aを接続してみました。

このL-05A端末は、接続時に特有の動きがあるらしく、他のモバイル無線LANルーターでは対応していないのですが、これが使えるというのは、私にとってポイントが高いです。

なお、出荷時のファームウェアはVer.1.0のため、必ず、最新のファームウェアを適用しましょう。


さっそく、L-05AをCQW-MRBに接続して電源を入れてみました。本体にあるInternetのランプが常時表示されると、無線LAN経由でインターネットに接続出来ます。

なお、インターネットの接続完了までに約1〜2分時間がかかるようです。

iPhone 3GSのWi-Fiネットワークを見てみると「planexuser」というアクセスポイントが表示されます。

これを選択して、CQW-MRBの本体裏側に記載されているWEP Keyをパスワードとして入力すると接続が完了します。


CQW-MRBの設定は「192.168.1.1」にアクセスすることで設定することが出来ます。

基本的に設定を変更する必要はありませんが、一カ所だけ、無線LAN>詳細設定から、チャンネル幅を20MHzからAuto 20/40MHzに変更します。

IEEE802.11n接続時に40MHzが選択されるようになり、通信速度がアップします。


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